作品406 Mitsubishi F-1


Mitsubishi F-1
航空自衛隊   プラッツ   1/72
航空自衛隊初の国産超音速ジェット戦闘機で対地対艦攻撃だけでなく要撃戦闘にも使える支援戦闘機
築城基地所属の第8航空団第6飛行隊所属機。



第1858話 支援戦闘機F-1完成  
プラッツ社製‘F-1’ が完成しました。

航空自衛隊支援戦闘機‘F-1’ は、戦後初の国産超音速ジェット機として三菱重工を中心に1967年に開発がスタートした超音速高等練習機の派生型として生まれた支援戦闘機です。
超音速高等練習機は1971年に初飛行に成功し‘T-2’ と呼ばれ、以降航空自衛隊の曲技飛行チーム‘ブルーインパルス’にも採用されました。
この‘T-2’ の後席を廃止し、後席部に支援戦闘機として必要な火気管制装置や管制航法装置などの電子装置を搭載した機体が航空自衛隊支援戦闘機‘F-1’ になり、1977年に初飛行に成功しました。
‘F-1’ は同じ国産戦闘機‘F-2’ の導入に伴い2006年に全機退役しました。
現在航空自衛隊の主力戦闘機‘F-2’ です。


‘T-2’ 開発と同じ頃に英国とフランスにより共同開発されたジャギュアも練習機と攻撃機型があり、且つ同じエンジンを搭載していることもあり、形状が良く似た機体になりました。
下の写真はフランス空軍の‘Sepecat Jaguar A’ です。 


私はプラッツ社製キットを過去に無人偵察機を2機製作したことがありますが、今回のような航空機のキットを製作したことがありませんでした。
また、‘F-1’ はハセガワ製の大変古いキットを大昔に製作して以来の製作になるため、大きな期待を持って製作しました。
結果は、細部を含めて成形は満足出来るレベルと評価しました。一部パーツのエッジ部分にバリといえない程度の突起があり、結合部分の整形が必要な箇所もありましたがパーツの合い、細部の表現とも満足出来るものでした。
デカールはカルトグラフ製のもので発色、強度とも大変良好なため、多くのステンシルなどもストレスを感じず貼ることができました。(数の多さがストレス?)
同じ国産メーカーH社のデカールとは比較出来ないくらい良好なものでした。

少し残念なのは組立て説明書に何点か誤りが見られた事です。


今回完成した機体は築城基地所属の第8航空団第6飛行隊所属機で、胴体下部に取付けた通常爆弾を除きすべてキット付属のものです。