第1850話 支援戦闘機F-1製作2


プラッツ社製‘F-1’の製作は、胴体部分の組み立てを開始しましたが、いろいろ問題が見つかりました。


胴体内部に組み込むコックピットの組み立てから始めました。
コックピットパーツに計器板パーツ(B19)を取付けた状態で胴体内部に組み込むと左右の胴体パーツが勘合出来ないことが判りました。
計器板パーツが大きすぎることが原因であることが判り、計器板パーツを現物合わせで削っていきました。そんな作業の中で組立て説明書に描かれた計器板パーツの形状が少し違っていることに気がつきました。
そこでランナーに残されたパーツを確認すると他にも計器板パーツが何種類か残されています。(T-2用パーツ?)
その中から組立て説明書に描かれた計器板パーツの形状によく似たパーツ(B23)を取付けたところ問題が一挙に解決しました。
結局、組立て説明書に書かれたパーツ番号の誤り(誤:B19→正:B23)が原因だと判りました。
写真はコックピットパーツに計器板パーツB23を取付けた状態です。


B23パーツを取付けたコックピットパーツを胴体内部に仮組み込みした状態です。


次に計器板カバーパーツ(B33)についても組立て説明書ではコックピットパーツ側に取付けるように描かれていますが、仮組したところ計器板カバーが邪魔になりコックピットを胴体内部に組み込めないことが判りました。
計器板カバーはコックピットを胴体に組み込んだ後にコックピット前部に後付けすることにしました。


コックピットの組み込み方法が確認出来たことからコックピットの組み立てを進めることにしました。
計器板を含むコックピットパーツと胴体内部にグレー(Mr.COLOR #317)を塗りました。


コックピットの計器板などにデカール貼りました。
このデカール貼りについても組立て説明書には記載がありません。
デカールには計器板関係の物が含まれていますが、このデカールを貼る位置の指定が組立て説明書にはなく、現物合わせでデカールを貼りました。


座席も取付けました。


完成したコックピットを胴体内部に組み込み、胴体を接着している状態です。


どうやらこのキットの成形には問題が無さそうですが、組立て説明書にいろいろ問題があることが判ってきました。