第1699話 Su-17M4挫折


このところ同期会幹事としての仕事が忙しいこともあり、ブログ更新が行われていませんでした。


次に製作するキットとして、前作のMiG-23MLと同じく息子が1年程前に購入してくれたポーランドのMASTER CRAFT社製‘Su-17M4 FITTER K’ を候補としていました。


このキットの事を正直ブログに紹介して良いか悩んでいました。

キット付属の組立説明書は前作のチェコR.V.エアクラフト社製の‘MiG-23ML’に比べ判りやすく綺麗なものですが、キットのモールドは比べられないほどひどく、仮組みしたところパーツの合いを云々するレベルでなかったためです。

主翼は前作の‘MiG-23ML’と同じく可変後退翼ですが、主翼付け根から可変するものでなく、実機と同じく主翼中程から折れ曲がる構造を表現していますが、主翼付け根部パーツと胴体の間に大きな隙間ができています。


更に主翼付け根パーツの後縁は主翼の回転機構を収納させるためか大変部厚くなっており、翼の上下面に設けられた整流フィンも厚いだけでなく箱絵のそれと形も違いすぎています。


胴体背面パーツも胴体と隙間ができるばかりか垂直尾翼とも合いません。


更に今朝、決定的な事実をまのあたりにして製作を断念すると共にブログに紹介する事にしました。
胴体背面パーツが間違っていました。


キャノピーを仮組みしたところ胴体背面パーツと繋がりません。この背面パーツは複座型のキットのもののようです。
確かに組立説明書を良く見るとパーツの絵と違っています。
輸入代理店に苦情をいう元気もありません。


そんなわけで、次回製作するキットは未定です。