第1602話 ハセガワ製EUROFIGHTER登場


次に製作するのはハセガワから最近発売されたばかりの‘EUROFIGTER TYPOON single seater’にします。
セガワの1/72航空機キットとしては久々の新規開発商品ではないでしょうか?


セガワから最近発売されるものは一部新規開発品やらデカール替え商品が多く、このところ急激に製品品質と開発能力を高めた中国メーカーのキットと比較するのに良い商品が発売されたと思います。
また、‘EUROFIGTER TYPOON’はドイツレベル社製キットが最良キットと評価していましたがこれとの比較も楽しみなキットになりました。

初めてのキットでもあり、主な構成部品を仮組みして成形部品の出来や合いを確認しました。


第一印象は大変良好なキットと思いました。
パーツの合いが良好なためかマスキングテープで各パーツを止めるだけで問題なく機体が組み上がりました。

筋彫は大変繊細な印象で、パネルラインだけでなくリベットなども表現されています。
また、最近よく見かける表面が梨子地仕上げでなく、クリアーな点も評価出来ます。

部品の分割構成はドイツレベル社製キットとよく似ていると思いました。
下の写真はドイツレベル社製キットと並べたものです。


胴体下面の前脚収納庫から主脚収納庫にかけての表現がドイツレベル製に比べやや直線的になっていますがどちらが正しいか私には判りません。
気がかりは空中給油プローブ収納部カバーの中央部分が極端に細くなっており、実機写真と違った印象になっている点です。


ドイツレベル社製キットの同一箇所は細くなっていません。