作品366 PANAVIA TORNADO IDS


PANAVIA TORNADO IDS
ドイツ空軍  ハセガワ  1/72
英、独、伊の3ヶ国で共同開発した多目的戦闘攻撃機。短距離離着陸可能にするため可変翼を採用している。
2001年6月に実施された‘Tiger meet 2001’ 参加機。



第1450話 TORNADO ‘TIGER MEET 2001’ 完成 
セガワ製“TORNADO IDS ‘TIGER MEET 2001’” が完成しました。

‘PANAVIA TORNADO’ は‘Lockheed F-104G Starfighter’ の老朽化対策が求められていた西ドイツ、イタリアと‘Mcdonnell Douglas FGR.2 British Phantom II’ の老朽化対策が必要となった英国の三カ国が共同開発した全天候型多用途攻撃機(マルチロール機)です。
1974年に試作機が初飛行に成功し、1976年には量産機が生産されされています。

低空での地上攻撃能力が高く湾岸戦争イラク戦争に参戦し、最近もドイツ空軍機がアフガニスタンで任務にあたっているようです。

今回製作したキットは下北沢にある模型屋さんで発掘した古いキット(2002年4月発売)で、私自身も5年ぶりに製作したトーネードになります。
セガワのトーネード自体が相当昔に作られたキットであり、機首部分がボッテリしているなど実機と違った印象になっていることもあり、あまり好きなキットではありませんでした。
今回久々に製作するにあたり機首部分を実機に近くなるようにスマートにしました。また、主翼の回転機構をやめて広げた状態にすると共に胴体と主翼の間に生じていた隙間を無くす等の改造をおこないました。

キットの機体は2001年6月にベルギーで開催された‘Tiger Meet 2001’に参加したもので、デカールはカルトグラフ製のものが付属していました。
このデカールのフィルムが厚いためかマークセッターを使用してもシルバリングが発生し苦労しました。