作品365 Mcdonnell Douglas F-4EJ Kai Phantom II


Mcdonnell Douglas F-4EJ Kai Phantom II
航空自衛隊   ハセガワ   1/72
F-4EJの機体寿命の延長と戦闘能力を向上させた機種。対地対艦攻撃能力が強化されている。
三沢基地所属第3航空団第8飛行隊所属の海洋迷彩塗装機。



第1440話 F-4EJ 改 第8飛行隊完成  
セガワ製‘F-4EJ kai’を使用した海洋迷彩塗装の機体が完成しました。
完成した機体は三沢基地青森県)の第3航空団第8飛行隊に所属していたもので、既に退役しているものです。

航空自衛隊のF-4EJは昭和44年度から配備が開始された大変古い機体で、途中機体寿命の延命と戦闘能力の向上を図る改修を行っています。
この改修を行った物が‘F-4EJ 改’と呼ばれ、現在も首都圏の防空任務を担う百里基地(茨城)や九州の防空任務を担う新田原基地(宮崎県)で使用されています。

使用したハセガワのキットは、定評あるもので製作に関しては大きな問題はありませんでした。
今回機首のレドーム部分にライティング・アレスターを追加し、主翼のエルロンを下げる改造を行いました。
デカールはプラッツ社製「航空自衛隊F-4EJ改 第3航空団第8飛行隊“ブラックパンサー”」とキット付属のものを使用しました。
プラッツ社製のデカールは海洋塗装の機体のものではなく全面黒塗装の機体のものであったため機体番号は使用できず、ハセガワの‘Mitsubishi F-2’の余りから流用しました。

塗装はハセガワの‘Mitsubishi F-2’の海洋迷彩塗装の塗料を参考にしましたが、若干暗く感じるため、明るくした塗料を使用しました。
キャノピーの枠部分はライトグレーの縁取りを行い、更にその内側にイエローの縁取りを行いましたが、途中で挫折しました。(笑)
   
航空自衛隊の‘F-4EJ 改’を製作したときにいつも名前で悩んでいます。
最初に設計した‘Mcdonnell Douglas’とするべきか、生産と改修を行った‘Mitsubishi’とするべきかで悩んでいます。
とりあえず‘Mcdonnell Douglas F-4EJ II Phantom’とさせて貰っています。