第1349話 再び’Chippy Ho HISTORY’製作1


久々にハセガワのF/A-18Cの製作になり、過去に何度も製作していることもあり、モチベーションが高まってきません。


なにせ金型としては古いキットでもあり、組立は細部の不具合や調整が必要なところが多く苦労します。
オリジナルの胴体上部と主翼パーツです。


胴体にコックピット後部のパーツを取付けると背面に段差が生じます。


段差を埋めるためにエポキシパテを盛付けました。背面の段差だけでなく胴体上部の凹みやコックピット左側の凹み部分にも盛付けています。


今回製作する機体は駐機状態にするためフラップや水平尾翼を傾けた状態に改造します。
フラップについてはその一部が胴体側パーツに形成されています。


胴体側パーツからフラップの一部を切離しました。


切離したフラップの一部を主翼のフラップ部分に移設しました。


このキットを製作する上で毎回苦労するのは、キャノピーパーツの幅が狭まっており、胴体側と合わないことです。


キャノピーは透明パーツでもあり、幅を広げるのに苦労します。
今回、キャノピーの幅を合わせるために木を削って治具を作りました。


キャノピーを治具に入れ、熱湯の湯気で加熱して治具の広さにあわせ成形しました。
加熱しすぎると大きく変形してしまうので注意が必要です。


キャノピーの幅が胴体に合いました。


胴体背面とコックピット左側の凹みを修正した状態です。黄色く色が変わった部分が修正部分です。