第1258話 インド空軍MiG-29UPG製作2


タミヤ製MiG-29を利用してインド空軍の最新型MiG-29UPGに改造する作業を開始しました。


MiG-29UPGの特徴的なドーサルスパインの改造から開始しました。
実機写真からドーサルスパインの形状目標(縦横形状)を決め、型紙を作りました。
横方向型紙は操縦席後部から胴体後部にかけての膨らみ部分の変化角度目標を決めます。
縦方向型紙は操縦席後部から胴体後部にかけての膨らみ部分が左右同一になる目標となります。


胴体上面パーツに横方向型紙をあてがい、ドーサルスパインの目標形状を示してみました。


胴体上面パーツのドーサルスパイン取付け位置にマスキングテープを貼り、その上に縦方向型紙をあてがい形状をマスキングテープに描きました。


マスキングテープに描いたラインに従いマスキングテープをカットしました。
これにより左右対称にパテ盛りできると共にパテ成形時の傷が周囲に広がらなくすることができます。


ドーサルスパインの造形開始です。
始めはエポキシパテでおおまかな形状を作りました。


エポキシパテが固形後簡単な成形処理を行いました。


次にプラスチックパテを盛りつけました。
ドーサルスパインを全てプラスチックパテで造形しないのは、プラスチックパテの固形後に強度と収縮性に問題があるためで、エポキシパテと併用しました。


プラスチックパテを整形しているところです。


背面の膨らみと角度を横方向型紙で確認しているところです。


一応ドーサルスパインの形状がまとまりました。
筋彫と最終成形処理はまだ行っていません。


胴体上面パーツの現状です。