第1245話 イスラエル空軍F-15I製作6


イスラエル空軍のF-15Iの製作は、機体上面の迷彩塗装が終わりました。

  
機体上面の迷彩塗装を行う前に塗装指示図と実機写真を参考に迷彩パターンを下書きしました。
今回の機体は2枚ある垂直尾翼の内側にも迷彩色パターンがあり、垂直尾翼を胴体に取付けた後では内側の塗り分けが難しいため、垂直尾翼を取付ける前に塗装することにしました。


迷彩パターンに従いグリーン系塗料の塗装から開始しました。
手書きした迷彩パターンに従いエアーブラシを細吹き状態でラインを描いてから内部を塗りつぶす方法で塗装しました。
使用した塗料はキット指定のグリーン(Mr.COLOR #312)では緑が濃いため、ホワイト(Mr.COLOR #1)をかなり加えたものを使用しました。
グリーン系の塗装修了段階で写真を撮り忘れたため写真がありません。
  
次にイエロー系の塗装を行いました。
イエロー系の塗料もキット指定のイエロー(Mr.COLOR #313)に若干ホワイト(Mr.COLOR #1)を加えたものを使用しました。

   
機体上面色の最後はブラウン系の塗装になります。
ブラウン系塗料もキット指定のブラウン(Mr.COLOR #310)にホワイト(Mr.COLOR #1)を加えたものを使用しました。
手書きで描いた迷彩色パターンは各塗料の境界部に塗料の拡がりがあります。


実機の迷彩色パターン境界部は塗料の拡がりがほとんどない程度になっているため、境界部分に自家製型紙で少しずつ塗料を重ねる方法で拡がりを押さえました。
下の写真は今回使用した型紙の一部で、曲面に合わせて型紙を重ね、その上から少しずつ塗装しました。

  
一通りの塗装が済んでから垂直尾翼を取付けました。
垂直尾翼の取付は胴体側と垂直尾翼の内側を合わせる方法で行い、垂直尾翼外側で段差を調整する方法で行っています。当然調整した部分は再塗装が必要となります。


調整部分を再塗装した状態です。


機体上面の迷彩塗装が終わりました。迷彩塗装の境界面も適当なボカシを残したままスッキリした状態になりました。