第1217話 ポーランド空軍F-16D製作2


ここ数日6月としては記録的な暑さが続いておりますが、我が家は節電を徹底するためエアコンのコンセントを抜いたままの状態になっています。
年寄りは室内でも熱中症になると聞いて、家内共々緊張状態が続いています。(笑)


ポーランド空軍のF-16Dの製作は機体の組立て作業を進めています。

  
胴体下面に取付ける空気取入れ口の組立と内部の塗装を行いました。
空気取入れ口は前作のF-16Eと異なり吸気口の開口部が少し小さいため、パーツが異なっています。
このためF-16Eで行った空気取入れ口パーツを広げる仕組みは、必要ありません。
外周パーツと内部パーツの接合部にできる段差をパテ盛りして整えます。


整形した状態です。


次に空気取入れ口パーツの内部塗装を行うため入口部分の塗装を行いました。
入口部分は機体下面塗装と同じグレー(Mr.COLOR #308)で塗りました。


次に入口部分だけにマスキングテープを貼りました。この作業はいつも苦労しています。


空気取入れ口内部にホワイト(Mr.COLOR #316)を吹付けました。


マスキングテープを剥がすと空気取入れ口の開口部と内部の塗り分けができました。


空気取入れ口パーツを胴体に取付けました。


空気取入れ口下面にアンテナとセンサーを取付けました。



次に当体背面に取付けるドーサルスパインと呼ばれる構造物の製作に入ります。
F-16Iキットのオリジナルパーツです。
F-16Dに使用するためには不要な突起物があります。これらの突起物を除去する必要があります。


また、ドーサルスパインの尾部はドラッグシュート(着陸時の制動用パラシュート)を収納する構造に改造する必要があります。
このため、以前製作したACADEMY社製F-16Cのキットに付属していたパーツを取付けるために尾部をカットしました。


ドーサルスパインにドラッグシュート収納部分を結合し、その他のセンサー類を取付けました。右側の状態です。


ドーサルスパイン左側は不要となった小さな穴を埋めてあります。


胴体左右上面にコンフォーマルタンクを取付け、胴体部分のパーツが揃いました。


胴体にドーサルスパインを取付けました。更に操縦席を覆うキャノピーパーツの枠部分を残しマスキングテープを貼り、機体塗装の準備が整いました。