作品332 Lockheed Martin F-22A Raptor


Lockheed Martin F-22A Raptor
米空軍   アカデミー   1/72
F-15の後継機として開発された最新鋭のステルス戦闘機で、優れた機動性能や高速性能を有しており、レーダーに映りにくいステルス機能によって敵機に発見される前に先制攻撃で敵機を撃墜する能力がある。



第1154話 アカデミー製F-22A完成
アカデミー社製の“AIR DOMINANCE FIGHTER F-22A”が完成しました。

今回完成した機体の正式名称は‘Lockheed Martin F-22A Raptor’ で、現在世界最強の“ステルス戦闘機” と言われているものです。
アカデミー社がこのキットを発売するにあたり、なぜ ‘Lockheed Martin F-22A Raptor’ と表現しなかったのか不思議です。某航空雑誌の記事では、「Lockheed Martin社から承諾が得られなかったのではないか?」とのことでした。

F-22Aは米空軍が実戦配備している戦闘機の中でも最新の機種であり、最高機密のものと言われています。このため航空自衛隊が導入を目指しましたが、米議会の承認が得られずに断念した経緯があるものです。
レーダーに捕捉されないために機体形状に工夫がされているだけでなく、特殊な表面処理をおこなっているためか機体の塗装色がよく判りません。写真によって色合いと輝きが異なっているものが多くプラモ製作時の悩みの元になっています。
製作時に参考にした実機写真です。
http://www.airliners.net/photo/USA---Air/Lockheed-Martin-F-22A/1670375/L/


このキットの評価は、空気取入れ口に大変不満が残りました。また機首の形状が少し異なっているように感じましたが、その他は大きな問題がなく良好な部類と思います。
デカールはカルトグラフ社製の物で大変良質なものでした。
今回製作した機体は、アラスカ州Elmendorf基地に配属されている米太平洋空軍(PACAF)第3航空団第525戦闘飛行隊に所属する機体にしました。
キットのデカールには他に3種類の航空団のものが含まれていました。










東日本大震災が発生し、プラモ製作を中断していた時の3月19日のブログでこのキットをすぐに製作するかのような記事を書きました。この時“Chibakoba” さんから同じキットを製作する予定とのコメントを頂いていました。
実際は当方の都合ですぐにF-22Aの製作に取り掛からず、時間をあけて“Northrop Grumman RQ-4B Global Hawk” を先に製作してしまいました。
“Chibakoba” さんには申し訳ありませんでしたが、遅ればせながらやっと完成することができました。