作品329 Lockheed Martin F-16DJ (Block52+) Fighting Falcon 


Lockheed Martin F-16DJ (Block52+) Fighting Falcon
ギリシャ空軍  ハセガワ  1/72
F-16D (Block50)の改良型でコンフォーマルタンクとドーサルスパインという装備が追加されているため、米軍のF-16C,F-16Dと外見的に大きく異なっている。



第1118話 ギリシャ空軍F-16DJ完成
ギリシャ空軍のLockheed Martin F-16DJ (Block52+) Fighting Falcon が完成しました。
使用したキットはハセガワの‘F-16I Fighting Falcon Israeli Air Force’ で、一部アカデミー製‘Lockheed Martin F-16CJ Fighting Falcon’ の残りパーツを使用しました。
セガワのF-16I はイスラエル空軍向けのものですが、キットには豊富なアクセサリーが含まれており、F-16DJ への改造も可能で助かりました。
デカールも‘F-16I Fighting Falcon Israeli Air Force’ 付属のものとタミヤの‘Dassoult Mirage 2000C’ の残りを使用しました。

苦労した機体の迷彩塗装は、実機写真を参考にして塗料を調色して使用しました。
機体の汚れ(?)具合など、目指していた雰囲気が再現できたと思います。
参考にした実機写真です。
http://www.airliners.net/photo/Greece---Air/Lockheed-Martin-F-16DJ/1555565/M/


ギリシャ空軍はキプロス島の領有権をめぐりトルコと緊張関係があり、1988年から単座のF-16Cと複座のF-16Dを導入しています。今回製作したF-16DJ (Block52+)は2000年から導入されたものだそうです。
1996年10月にトルコ空軍のMirage 2000Cとの空中戦があり、ギリシャ空軍のF-16Dが撃墜されたそうですが、ギリシャはこの事件を認めていないそうです。
なお、トルコもギリシャも西側の戦闘機を競うように導入しており、ギリシャ空軍にもMirage 2000Cがあり、本ブログ2007年6月11日の記事で紹介しています。