第1066話 JH7攻撃機


12月27日のコメント欄に航空自衛隊の大型早期警戒管制機E-767が遠隔地で監視活動する必要があるのか?と書いた日の朝日新聞朝刊一面に「中国軍、空でも台頭」という記事が載っていました。
南西諸島海域へ中国海軍艦艇が進入するだけでなく、日本の空域である防空識別圏(ADIZ)を越えて中国海軍の早期警戒機Y8AEWやJH7攻撃機だけでなくH6爆撃機も進入し、航空自衛隊機の緊急発進(スクランブル)が多くなったことを紹介していました。
JH7攻撃機といえば2年ほど前に購入したTRUMPETER社製の’Xian FBC-1 Flying Leopard’を思い出しました。
Xian FBC-1はXian JH7攻撃機の輸出型タイプの呼称です。


Xian JH7は西安飛機工業公司が製造した全天候戦闘攻撃機で、殲轟7と呼んでいるそうです。
TRUMPETER社製の’Xian FBC-1 Flying Leopard’のキットを引っ張り出し、製作しようか悩んでいます。
というのもあまりにもかっこ悪く、縮尺が間違っているのではないかと思うくらい、ずん胴で大きな機体を見ると制作意欲が薄れてしまうためです。
インターネットで調べるとJH7は初期のJH7と後期のJH7Aがあり、機首の形や機体後部下面に取り付けたフィンの形や枚数も違っていることが判りました。後期のJH7Aは少し洗練された機体になっているのですが、キットの’Xian FBC-1’はJH7の初期型で「ドンくさい」機体になっています。
機体が大きいのは、実機のF-8戦闘機や最新のJ-10戦闘機と並んだ写真を見るとJH7が二まわりくらい大きく、縮尺が違っていないことが判りました。
以前製作したTRUMPETER社製のJ-10ASと’Xian FBC-1’の胴体部分を並べてみました。
機体の大きさとかっこ悪さが判ると思います。


後期型のJH7Aに改造することも考えましたが詳細がよく判りません。
年末年始の製作になり、2011年度最初の完成作品にするにはあまりに「ドンくさい」ので適当でないと悩んでいます。