第954話 F-100C製作その1


トランペッター製F-100Cの製作を開始する前に、いつものようにパーツについた剥離剤を落とすために洗浄しました。剥離剤が表面に残っていると塗料の定着性が悪いため、家庭用の洗剤を使用して洗っています。(トランペッター製は剥離剤が残っている場合が多い)

  
組立を開始して最初に気になったのは、左右の胴体パーツに成形時の金型の組み合わにより生じた段差があることでした。
下の写真は段差部分が判るように赤のマジックインキで着色したところです。

  
この段差部分をカッターの刃を立てて表面を削りました。

  
削った段差部分をヤスリ掛けし、更にコンパウンドで表面を整えました。

  
胴体内部に組み込まれる空気取入れ口からエンジン部(エンジンパーツはありません)までの空気導入部が再現されている事に感心しました。この導入部内部を組立てる前にシルバーで塗装しておく必要があります。
操縦席の計器板等はデカールが用意されていますが、デカールが大きすぎ、更にカラフル過ぎるのが気になりましたがそのまま使用しました。

  
エンジン排気口パーツの内部も塗装し、胴体部分を組立てる状態になりました。