第936話 メタルアートミュージアム・光の谷


昨日家内と末の息子と千葉県印旛沼近くの「メタルアートミュージアム・光の谷」に行って来ました。
東京藝術大学筑波大学の芸術交流」といイベントを鑑賞し、印旛沼の鰻を食べるのが目的のドライブとなりました。
印旛沼は今まで行ったことがありませんでしたが、静かな湖畔に甲高い鳥のさえずりが聞こえてきました。

  
芸術鑑賞前に腹ごしらえすることにし、鰻やさんに寄りましたが、昼食の時間帯ということもあり、何処も大変混雑していました。結局、印旛沼漁協が開いているというレストランに入り鰻重を頂きました。

  
食べた後の私の感想は、「混雑していた鰻やさんに入るべき。」でした。
レストランの近くに小さな紫陽花が咲いていました。

  
田圃に囲まれて「メタルアートミュージアム・光の谷」のイベント看板がありました。

  
ミュージアムの小さな入口は重厚な金属の扉で、さすがにメタルアートの美術館だと思いました。



中に入ると「食パン」のような薄い建物ですが、落ち着いた雰囲気です。

 
屋外にも今回のイベント作品が展示されています。
謎の鯨潜水艦とでも言うのでしょうか?

 
息子の作品を見て私は「写真に撮れない!」と絶句しました。
鑑賞するアートでなく、「体感する創作楽器」のような作品は、ミュージアムの外壁に貼られた金属板と大地の間に何本もの細いスチールワイヤーを張ったものでした。

 
スチールワイヤーを弾くと心地よい音色が響くのですが、造形物としての形が無く(?)、細いスチールワイヤーではアマチュアカメラマンの腕では写真になりません。「これがアートなのか?」という疑問だけが残りました。
館内には著名な金属造形物作家の展示が行われていました。

 
梅雨の合間の好天に恵まれ、緑の田圃に囲まれた美術鑑賞も良いものでした。