第927話 岡田JAPAN ベスト8への戦い


岡田JAPANにとって初めての決勝トーナメントは、PK戦で惜敗という結果で終わりました。
以下、試合展開の中で記事をアップしていたものです。


日本対パラグアイ戦は、両チームともしっかり守備を固めて相手に自由を与えないという戦いぶりで予選リーグを勝ち上がっており、戦前からよく似たチームといわれていました。
前半を終わった時点では、両チーム無得点で戦前の評価どおりの戦いをしています。
ボール支配率はパラグアイがリードしているものの、有効なシュートは日本がリードするという戦いでした。
心配な点は、ゴール前でのパス回しはパラグアイの方が良く、決定的な形を作られていたことです。このピンチは川島のファインセーブで何とか切り抜けたものの、後半の戦いに向けて気を引き締めてもらいたいものです。
(前半終了時点での記事)


後半は日本選手の単純なプレーで相手にボールを奪われる場面で始まりました。
何度かパラグアイの決定的なチャンスもあり、日本にとって良くない流れが続きました。
パラグアイの選手交代で攻撃的な選手が投入されると、日本も疲れが見える松井に変わり岡崎が投入され、互いに攻撃陣の補強が行われました。
更に攻守の要で活躍していた阿部に変わって中村憲剛が投入されましたが両チーム得点無く後半も修了しました。
日本にとって初めての延長戦に突入となります。
(後半戦終了時点の記事)


延長戦前半は日本にとって絶体絶命のピンチで始まりました。
何度も川島のファインセーブとチーム一丸となった守備でこのピンチを切り抜けました。
延長前半も両チーム得点無く後半に突入しました。
(延長前半修了時点の記事)


延長後半は大久保に替わって玉田が投入されました。
この交代が吉と出るか凶と出るか?
延長後半11分に日本に決定的なチャンスが訪れましたが得点無くPK戦に突入しました。
果たして勝利の女神は?
(延長後半終了時点の記事)


PK戦は、先行のパラグアイが5人成功しましたが、日本は3人目の駒野がクロスバーに嫌われ外してしまいました。


この試合、駒野を含め全員良くやったと思います。
残念な結果となりましたが、岡田JAPANは大変善戦したと思います。