第861話 厚木基地桜祭り 2010


昨日、米軍厚木基地で開催された桜祭りに行って来ました。
藤沢駅から小田急線、相鉄線を乗り継ぎして相模大塚駅まで行き、更に駅前から10時発の相鉄バスを利用して厚木基地入口まで行きました。
基地入口に到着すると入口から長蛇の列ができていました。
基地のフェンスに沿って列の最後尾まで1km以上歩いてやっと列に並びました。

  
この渋滞は基地入口で実施しているセキュリティチェックに時間がかかっているためで、基地入口に到着するまで1時間近くかかりました。
    
基地内に入ってすぐの所にあるマッカーサーガーデンの桜が満開でした。

  
太平洋戦争が終結し、マッカーサーが日本に最初に到着したのが厚木基地でした。
マッカーサー銅像には「日本の民主主義の生みの親マッカーサー」と書かれていました。

  
厚木基地の中に入るのは大変久しぶりです。展示飛行が無くなって以来訪れていませんでした。

ここの展示は飛行機の周りに柵が張られておらず、機体に直接触れることができます。


機体の細部の写真を撮るには良いのですが、機体写真には邪魔なカメラマンが溢れています。(私もその一人)


横須賀基地を母港とする原子力空母“USS George Washington”に所属する第5空母航空団(CVW-5)の各部隊機が展示されていたので紹介します。
第5空母航空団の指揮官CAG(Commander,Air Grup)は、現在CAPT ROSS A. MYERSという方のようです。


 ・戦闘攻撃飛行隊VFA-102 “Diamondbacks” のF/A-18FはCAG機を展示していました。




フラップを下げた所の構造を撮ってきました。


 ・戦闘攻撃飛行隊VFA-27 “Royal Maces”の F/A-18E は、CAG機ではありませんでした。



・戦闘攻撃飛行隊VFA-192 “Golden Dragons”と入れ替わり、新たに配属されたVFA-115 “Eagles”のF/A-18EはCAG機を展示していました。




胴体下のAN/ASQ-228 ATFLIR(発達型目標指示赤外線前方監視装置)ポッドです。


主翼下のパイロンも撮してみました。



・戦闘攻撃飛行隊VFA-195 “Dambusters”の F/A-18Cは、有名なCAG機“Chippy Ho”を展示していました。





垂直尾翼に描かれた「400」の文字の縁取り色は薄いグレーでした。
本年4月1日のブログで紹介した“Chippy Ho”の垂直尾翼に苦労して書き込んだ番号の色(イエロー)は誤りでした。ガッカリ!



・戦術電子戦飛行隊VAQ-136 “Gauntlets” のEA-6Bは、CAG機を展示しています。



パイロットの腕にはこの部隊のエンブレムに描かれた騎士の鎧を付けていました。


翼端にある放電索を撮してみました。



・空中早期警戒飛行隊VAW-115 “Liberty Bells” のE-2C Hawk EyeはCAG機を展示。


この機体の塗装は度々変更されているようで、胴体側面のラインが無くなり、垂直尾翼に描かれたデザインも変わっていました。




決まってるね!



・対潜水艦ヘリコプター飛行隊HS-14 “Chargers” のSH-60Fです。



HSL-51 “Warlords”のSH-60Bは厚木基地に常駐していますが、第5空母航空団とは別組織の対潜ヘリコプター飛行隊でCO機(飛行隊長機)が展示されていました。



・艦隊戦術支援飛行隊VRC-30 DET.5 “Providers”のC-2A(艦上輸送機)は、私のコレクションに無い機体です。



ぽってりした腹は、間違いなくメタボです。



基地内で見た少し変わった光景を紹介します。
ティーちゃんパイロットと記念写真です。


EA-6B上のブルーマンでなくグリーンマンは、部隊の連中から喝采を浴びていました。


そうです、この子が「子供店長」でなく「子供パイロット」です?


古い話ですが「セーラー服と機関銃」でなく「孫と機関銃」です。


警備兵の装備が凄かった。


昼飯はホットドッグと牛ステーキにバドワイザーで1200円でした。
基地内の牛ステーキはBSE対策の条件「生後20ヶ月以下」の輸入条件が満たされていないと思うのですが?


日本で開発された海上自衛隊の水陸両用救難飛行艇US-1もありました。



最後に「桜祭り」の桜も綺麗でした。