作品300 Lockheed Martin F-22A Raptor


Lockheed Martin F-22A Raptor
米空軍  レベル  1/72
F-15の後継機として開発された米空軍の最新鋭の制空戦闘機。
優れた機動性能や高速性能を持っており更にレーダーに映りにくいステルス性能を持っているため航空自衛隊が次期主力戦闘機として導入を目指したが米国議会の承認が得られず断念した。米空軍においても余りに高額な戦闘機であるため、追加発注が認められず生産が停止された。


第828話 横田基地のF-22A完成
私のブログで紹介する300機目の機体が完成しました。

完成した機体はドイツレベル社のキットを使用して、昨年8月23日 米空軍横田基地で開催された「横田基地フレンドシップ2009」(2009年8月24日のブログで紹介)に展示されていた第1戦闘航空団の指令機になります。(アンダーラインの付いた紹介をクリックすると当日の記事が見られます)
日展示された機体は日本本土に初飛来しただけでなく、東京に最初に乗り入れたステルス戦闘機になります。
この機体は米国バージニア州にあるラングレー空軍基地に司令部がある航空戦闘軍団中央軍に所属する第9空軍の第1戦闘航空団の指令機で、2008年7月に欧州に初飛行したF-22Aもこの部隊の指令機でした。
F-22Aは米空軍が実戦配備している戦闘機の中でも最新の機種であり最高機密のものと言われています。このため航空自衛隊が導入を目指しましたが、米議会の承認が得られず断念した経緯があります。
レーダーに捕捉されないために機体形状に工夫がされているだけでなく特殊な表面処理をおこなっているためか機体の塗装色がよく判りません。写真によって色合いと輝きが異なっているものが多く模型製作時の悩みの元になっています。
そんなこともあり、今回塗料配合時と塗装後の後処理にMr.METAL COLORの#213ステンレスを始めて使用してみました。その結果、それらしい輝きが出ましたがブログに紹介した写真ではそれがあまり再現できていません。
横田基地で見た実際の機体を再現したつもりですが、実機の操縦席周辺の一部のパネルが交換されており、この部分だけが色違いとなっていました。今回製作した機体はこの色違いを省略し、本来の塗装色にしました。


自作した空気取入れ口内部のカバーは実機と同じように部隊エンブレムを入れたことで満足した出来映えとなりました。