第753話 F-14D VF-2 製作1


操縦席の組立から始めました。操縦席周辺のパネル類はエッチングパーツとデカールを両方使用しています。

  
次に“nanashi”さんからコメントがあった胴体の主翼取付け部と主翼の間に隙間の確認を行いました。
主翼を先に組立てる事にし、主翼にフラップを取付けましたが、フラップの下面側が角張っているため主翼側取付部にはまり込みません。フラップ下面側の角を少し削ってから主翼にしっかり接着しました。

  
主翼を胴体側に取付けるため、胴体側上下パーツを仮組みして主翼をはめてみました。
確かに主翼を閉じた状態にすると主翼と胴体側に隙間が生じています。今まで製作したものは、この隙間を気にせずに製作していました。

  
“nanashi”さんの指摘もあり、この原因を探ったところ胴体上側パーツの主翼接触面の一部が下がっており、この部分を削ることにしました。
写真の赤くハッチングした部分を削っています。


また、主翼についても付け根の主翼前縁側の肉厚が付け根に行くほど薄くなっていると思い、この部分も肉厚を増す加工を行いました。
主翼上面側の付け根は肉厚を増すために粘度が高いエポキシ造形パテを盛り、乾燥後その上から粘度が低い一般のパテを被せるように盛りました。


パテが固形化した後でヤスリ掛けと整形を行いました。


完成した主翼を仮組みした胴体側に嵌め込み隙間の調整を行い、胴体側パーツも調整しました。


その結果、隙間が気にならなくなりました。