第740話 オペラ鑑賞


昨日家内の誘いで横浜の山下公園前にある神奈川県民ホールまでオペラ鑑賞に行って来ました。
「第19回神奈川オペラフェスティバル’09」という催しで、演目はG.ドニゼッティ作曲のオペラ「愛の妙薬」というラブコメディでした。
このオペラに家内が衣装の関係でお付き合いがあるソプラノ歌手の加藤千春さんが出演しており私も同行することになりました。
この時期にしては大変良い天気で、関内駅から県民ホールに向かう街路樹も少しばかり色付いていました。

  
県民ホールに到着し、入口で予め受け取っていたチケットを差し出したところ思いがけず明日の公演チケットであることが判明しました。
今回の公演は、土曜日と日曜日の2公演でダブルキャスト方式となっており、加藤さんは土曜日の公演に出演しています。家内は加藤さんから入手したチケットであることから当然土曜日のチケットと思いこんでいました。
受付で事情を話し何とか同じ様な席を確保してもらい入場することができました。
オペラは演出 粟國淳、指揮 小崎雅弘、管弦楽 神奈川フィルハーモニー管弦楽団による本格的なオペラで、衣装なども全てイタリアから持ち込んだそうです。 
歌詞はイタリア語であるため、意味がわかりませんが舞台の両袖に日本語の字幕表示があり内容を理解することができました。
こっそりポケットデジカメで写真を撮らせてもらいました。
舞台中央の軍人に挟まれた人が加藤千春さんです。

  
内容はイタリアのある村を舞台にしたラブコメディで、村一番の美人に恋心を募らせた素朴な村人とライバルの軍人及びインチキ商人が絡んだハッピーエンドなストーリーになっていました。

  
演奏も舞台も本格的なオペラ鑑賞は始めてで正直圧倒されました。



舞台終了後、近くの横浜中華街に出かけ夕食をとることにしました。

  

いつもの「同發本館」に入り美味しい中華料理を頂きました。

  

食後、腹ごなしに山下公園まで戻り夜景を楽しんできました。

  

山下公園ではトーチを使った大道芸を行っており、ちょっと覗くつもりが最後まで見てしまいました。

  
最後にパフォーマーの面白い口上に誘われて支援金として家内はお札を、私は小銭を提供してきました。

  
風もなく穏やかな週末を家内と過ごすことができました。