第656話 F-2 連作その4


qaasafさんから昨日の記事に頂いたコメント「エンジン部分、機体内部に入れないとノズルと干渉してしまったような。・・」早速確認してみました。
このハセガワ製F-2 は過去に何度も製作しており、組立説明書に従って組立てていました。
今回頂いたコメントをキットの組立説明書「Mitsubishi F-2A/B 〜2003.6印刷版」で確認すると、説明書のエンジン部分を示す「K9」パーツを接着する位置を示す矢印が「B1」パーツの最後尾になっています。

この指示に従って製作すると前日の記事で紹介したエンジン部分の写真の様にエンジンが胴体後部から飛び出します。


そこで過去に製作したキットの説明書「Mitsubishi F-2A & F-2B “SPACIAL PAINT 2006”〜2006.12印刷版」を見ると「K9」の取付け位置を示す矢印の位置が胴体内部になっています。

  
この指示に従うとエンジン部分が胴体内部に引き込まれた形になります。
どちらが正しいか悩みましたが、常識的にエンジンは胴体内部にあるべきであるということから、後から印刷された「Mitsubishi F-2A & F-2B “SPACIAL PAINT 2006”」の指示に従う事にしました。


といっても簡単に「K9」パーツが外せません。また上下の胴体パーツを剥がす方がもっと困難なため、「K9」パーツの外周に小さな穴を連続して開けて取り外しました。

  
取り外した「K9」パーツを胴体内部に再取付けしました。

  
qaasafさんのコメントがもっと遅れていたら、ここまで修正できませんでした。
ありがとうございました。


それにしても「Mitsubishi F-2A & F-2B “SPACIAL PAINT 2006”」の塗装指示にもミスがあり、再塗装をしたことを2007年11月17日の記事で紹介しています。
メーカーは正確な説明書を出すべきで、誤っていることが判明した時点で関連する説明書を修正して欲しいものです。
キットの外箱に印刷された(値上げした)価格を示す数字を直す位なら、組立説明書の誤りも直すべきと思います。