作品278 Boeing F-15E Strike Eagle


Boeing F-15E Strike Eagle
米空軍  アカデミー  1/72
F-15の対地攻撃能力を強化した機種で対地攻撃と制空戦闘の両方をこなすことができる。胴体側面にコンフォーマルタンクと呼ばれる燃料タンクを取り付けている。



第650話 Enduring Freedom F-15E 完成
アフガニスタン侵攻作戦(Operation Enduring Freedom〜不朽の自由作戦)に参加したBoeing F-15E Strike Eagle が完成しました。
今回使用したアカデミー社製のキットは、実機と異なる部分が多く修正に苦労した部類に入ると思います。
始めからキットを改造して違うタイプを製作するつもりで取り掛かる場合と、製作途中で違いを発見し、修正する場合とでは疲れ方が違うように感じます。
ここで使用した主翼下の増槽はキットには1個しか無いため、ハセガワ製F-15の増槽を流用しました。
ミサイルなどの装備品もハセガワのウエポンシリーズのものを使用しています。
  
今回使用したデカールは“twobobs”社製のものを使用しました。
この部隊は米国のMountain Home 空軍基地に所属する第391戦闘部隊で通称“Bold Tiger”と呼ばれるものです。
2001年10月7日に開始された米、英によるアフガニスタン侵攻作戦(Operation Enduring Freedom〜不朽の自由作戦)に参加しており、2001年9月11日に発生した同時多発テロに対する報復作戦として位置づけられています。
ノーズアートには9-11-2001と書かれており-11-の部分が世界貿易センタービルで表現されており、破壊された世界貿易センタービルの廃墟に立つNYFD(消防士)から星条旗を受け取る戦士の絵が描かれています。
実際の機体の写真を見るとクレバスの様なもので描かれており、完成度が余り高く無いように感じます。
この作戦に使用された精密誘導爆弾にニューヨーク市警(NYPD)やニューヨーク市消防(NYFD)の文字が書かれていたり、それらの紋章を貼った物もあったようです。
戦闘に参加した人達は世界貿易センタービルで犠牲になった方々の仇ををとるという意志が現れていたようです。

私のブログでは2008年5月22日の記事で、同じアフガニスタン侵攻作戦(Operation Enduring Freedom〜不朽の自由作戦)に参加した空母カールビンソン所属VFA-94部隊のCO機(飛行隊長機)であるF/A-18C Hornetも紹介しています。