作品253 General Dynamics F-16C Fighting Falcon


General Dynamics F-16C Fighting Falcon
米空軍  アカデミー  1/72
F-16Aを段階的近代化計画により発展させ、目標の探索、識別能力を高め空戦処理能力を高めた機種。
米空軍のアグレッサー部隊“Arctic Bandits”所属機。製作に使用したデカールはTWO BOBS社のものを使用。



第485話 Arctic Bandits完成
<2011年11月23日 装備変更による写真変更実施>
米太平洋空軍第18アグレッサー航空軍第354戦闘航空団所属の機体が完成しました。
この部隊の愛称はArctic Bandits(北極圏の無法者達)と称しており、北の国からの侵略者として空中戦訓練の相手役部隊として活躍しているそうです。
この部隊はアラスカ州アイルソン空軍基地に駐留しており、2007年8月から米空軍の空中戦訓練の敵部隊役として再結成された新しい部隊です。
最近航空自衛隊F-15がアラスカで戦闘訓練を受けているようですが、この部隊と模擬空中戦を行っているのかも知れません。

今回製作したキットは、アカデミー社製のF-16CG/CJ FIGHTING FALCONを使用しており、大変完成度が高いキットであるため組立てる上で特段問題がありませんでした。
デカールはTWO BOBS社製のもので、実機を詳しく調査しており、細かな部分も再現されているように思いました。但し、部隊マークや機番等が2ピースで表現されており、2枚デカールを重ねて貼る必要があるため少し面倒です。
装備品はTWO BOBS社の説明書にあったACT-R ACMI PODを右翼端パイロンに、CATM弾を左翼端パイロンに搭載しました。
ACMI PODはエア・データセンサー、電波高度計、慣性センサーを内蔵しており、地上受信局に対して飛行中のデータを送信します。このデータは訓練中の飛行軌跡や模擬発射兵器の命中判定などに使用するそうです。
また、CATM弾はキャプティブ弾と言われ、発射はできないが実弾と同じ誘導装置を搭載しており、シーカーの特性や機器の操作方法などをパイロットに教育するための飛行訓練に使われるそうです。
更に、胴体下面には実機の写真に写っていた詳細不明の装備を取り付けました。
この装備が何なのか判りませんが手作りして取り付けました。

胴体下面にAN/ALQ-188(V)3 EATポッドを取付けました。(2011年11月23日)


出来上がったモノクロームな機体は大変印象的に仕上がりました。