第472話 だんだん!


一昨日のことです。
夕食後、家内から「私が使っている部屋の蛍光灯が点灯しなくなったので何とかして!」と突然言い出しました。
私は「夕食後に言われても、ランプやグローランプが不良だったら買いに行けないだろう。」と答えました。
私は家内が使っている部屋の蛍光灯は、インバーター方式の蛍光灯であることと、以前も突然暗くなったりしていた事や、今回まったく点灯しなくなった状況を家内から聞いて、ランプやグローランプの不良でなく、インバーター回路(蛍光灯の点灯周波数を高め、ちらつきを押さえる回路)の不良ではないかと思いました。
インバーター回路が不良だとしたら私には修理できないだろうし、修理を頼むとしてもすぐに直らないと思いました。
とにかく灯具を天井から外して中を見てみました。
やはり、今まで見ていたと灯具と異なり、安定器やグローランプがありません。
インバーター回路と思われる電子部品が組み込まれたプリント基板が入っていました。
この中の電子部品が壊れていたらお手上げですが、半田付け不良が発生していることも考えられると思い、半田付け部分を調べたところパワー素子と思える数カ所の半田付け部分にヤニが残っていました。
この部分は後から半田付けしていると思い、この部分を半田ゴテで加熱して部品とプリント基板の半田付けをやり直しました。
「これで直ればラッキー!」と家内に言って天井に取り付けて試験をしたところ、バッチリ点灯しました。
一晩確認し、問題が発生しませんでした。
家内に私から「良かったね」と言ったところ。家内から「だんだん!」と一言。
「だんだん、て何だ?」と尋ねると「NHKの朝の連ドラで聞いた島根の方言で、ありがとうという意味」との説明がありました。
下の写真は家内の部屋の蛍光灯。