第443話 藝祭 大歓藝


昨日、昼近くになって家内が学祭に行こうと嬉しそうに言い出しました。
何やら末の息子から電話があり、今日が最終日だから学祭に来ないかと誘いがあったようです。


金曜日のテレビのニュースで東京藝大の学園祭を紹介していたのを私が見て、家内に話したところ、やっと家内も納得したようでした。
家内はここしばらく家に帰ってこない末の息子の事を気にしていましたが、どうやら学祭に出展する作品作りに没頭していた事が判り納得した様子でした。
家内は、以前から学祭に行きたかったようですが、息子から迷惑と言われそうで我慢していたようでした。
今回、息子から誘いがあって嬉しそうにしていました。


家内共々、藝大美術館も含め上野の美術館には年に何度か行きますが、東京藝大のキャンパスに入るのは今回が初めてで、長男も同行することにしました。

 
3時近くになって藝大に到着しましたが、大勢の人が訪れていました。


音楽系のキャンパスにある学生達が出店している喫茶コーナーでは、学生がテノールの歌声で素敵な歌を聞かせて盛大な拍手と声援を受けていました。

美術系のキャンパスに入ると藝大美術館前に学生達が造った巨大な御輿が置かれていました。


毎年、複数の学部単位で御輿を作り、出来具合を競う藝大恒例の行事と聞いていましたが、今年は、この天狗の御輿が大賞と神田明神賞を受賞したようです。

キャンパスの中では、ステージが用意されており、様々なグループが演奏していました。息子の友人達も初日に演奏したようです。


美術系キャンパスで学生達の作品を鑑賞してきました。


ちゃぶ台の上の料理はちゃぶ台に描かれたものです。


ステンドグラス風に鏡で造られた人物像


木彫風の立派な鯉


誰でも自由に触れる不思議な楽器


ちょっとビックリな作品


不思議なオブジェ




キャンパスの中には多くの出店があり、さかんに客寄せを行っていました。
学生達の作品?を販売するバザーというかフリーマーケットのようなコーナーにも多くの人が訪れていました。



サンバのリズムで踊るグループの周りにも多くの人垣ができていました。


藝大を出てから浅草に寄ってきました。


食事は雷門近くの「葵丸進」に行き、名物の金龍かき揚げ丼と天丼を頂いてきました。



金龍あげ天丼(上)と天丼(下)


このお店の料理は大変美味しいのですが、量が多すぎるため、いつも苦しい思いをしています。
もう少し量を少なくて料金を下げていただけたら最高なんですが、無理でしょうね?
食事の後、仲見世店通りを散策しましたが、お腹が一杯で「揚げまんじゅう」を購入する気がしませんでした。
途中、首都高では猛烈な雷雨に遭遇しましたが無事帰宅できました。