第372話 F/A-18C VFA-94製作 その4


装備が完成しました。
空対空ミサイル、対地精密誘導爆弾と誘導ポッドの塗装を済ませ、デカールも貼りました。
また、機体の一部にデカールを貼り始めました。
今回の機体は、”Operation Enduring Freedom” 〜不朽の自由作戦〜に参加したVFA-94のCO(Commanding Officer:飛行隊長)機にすることにしましたが、問題がありました。
この部隊の特徴である垂直尾翼の前縁を縁取る2色のグレーの色合いがtwobobs社製のデカールでは淡すぎており、実機と異なっている様に感じました。
その縁取りの色合いは、キットに付属したオリジナルのデカールの方が正しいと思い、オリジナルを使用する事にしました。
オリジナルのものは、垂直尾翼前縁を左右に被せる様に貼る必要があり、心配な点が頭をよぎりました。
以前アカデミー社製のF-8E Crusaderを製作したときにデカールの材質が硬く、割れてしまう問題がありました。今回も左右に被せるときにデカールが割れてしまうのではないかと慎重に貼ることにしました。
ところが、今回のデカールは逆に柔軟すぎて丸まってしまう問題が発生しました。
ピンセットと楊枝を使って丸まった所を修正しながら慎重に貼るため、大変苦労しました。
貼り終わった後で、オリジナルの縁取り部分の塗り分けが、twobobs製のものと異なっていることに気がつきました。
実機の写真を参考にtowbob社製のものに合わせて垂直尾翼上部側の一部を切り取り、実機に合わせることが出来ました。