第364話 Predator製作


無人偵察機RQ-1A Predatorの製作は、部品点数が20点弱しかなく、且つ部品の合いも良いためあっという間に組み上がりました。
このキットは、今までで経験したことがないくらい微細な成形を行っており、直径1mm以下の細いパーツが何点かあります。その為、キットを開いた時点で、折れていたり、成形不良と思われる箇所が見受けられました。
キットを購入する場合は、問題が無いか十分に調べる必要があります。
脚は細くて長いため、取り付ける時にきちんと角度を合わせておく必要があります。
角度が悪いと設置したときに主翼が傾いてしまうため見栄えが悪くなります。
そんな事もあり、脚の取付に注意を払い、接着面が完全に固定してから初めて設置したところ、前後のバランスが悪くおしりをついてしまう事が判りました。
説明書には重りを入れるような指示がありません。
機体をばらして重りを入れるには、きゃしゃな機体でもあり、無理と判断しました。
そこで思案の挙句、機首部分にキリで穴を開けて、そこから細い半田を入れて、更に瞬間接着剤を流し込み固定させました。
バランスが取れた事を確認後、穴をふさいで整形処理をしました。


下の写真の○で囲まれたところが半田を入れた穴の部分です。
機首のアンテナ(ピトー管?)は細すぎる為、現時点で取り付けていません。