第360話 突然の木工細工 <完成>


今日は子供に日。
古くから「端午の節句」と言われ、薬草を摘んで邪気を払う行事を行う日だったそうです。
鎌倉時代から少しずつ武家の行事に変わり、江戸時代になって男の子の成長を祝う日となり、江戸時代中期には一般にも鯉のぼりを掲げ、祝う日になったそうです。
ちなみに私の誕生日である9月9日は「重陽節句」と言い、菊花の香りの酒で月をめでる日だそうです。
こんな優雅な習慣が無くなったことが残念です。個人的に今年から「大人の日」と呼ぶことにします。「俺の日」でもいいかな?


我が家には息子が3人おり、以前は5月人形を飾っていました。ところが鯉のぼりを掲げる場所が無かったため、鯉のぼりがありません。
一昨日、家内から家の近くにある鎌倉中央公園に鯉のぼりを見に行こうと誘われて行って来ました。
公園の中にある池の上に沢山の鯉のぼりが泳いでいました。

そこで、公園の管理をしているおじさんに家内がなにか話しかけていました。
この鯉のぼりが市民から寄付されたもので、こどもの日が終わると、傷ついた鯉のぼりについては、寺で供養してお焚上げしているそうです。
この話を家内が新聞の記事で知り、おじさんにその一部を分けて貰えないか話していたそうです。
何やら、家内はこの鯉のぼりを再利用して何かを作ってみたいと思っているようです。
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傘置き用コーナー家具は、家内が製作した前面カバーも完成しました。
カバーの布は、100円ショップで購入したもので、スリッパを入れるポケット部分は端切れを使用したそうです。
苦労した点は、スリッパポケットにスリッパを入れたときに、重みによってカバーがたるまないようにすることでした。
その為、カバーの上部に廃棄するカーテンから抜いた芯材を取り付けています。
意外に素敵な家具に仕上がりました。



Mig-21の製作は、主だった機体の組立てが終了し、塗装作業に入れる状態になりました。
写真の風防枠は、操縦席内部の色を塗っており、この上に機体色を塗り重ねていきます。