第356話 ガッカリ


火曜日から会社の休みに入りましたが連休中に製作したいキットがなくなりました。
以前息子がプレゼントしてくれた1/72のハセガワ製Douglas A-3B Skywarriorの他に1/48のタミヤ製Lockheed Martin F-16C Fighting Falcon、同じく1/48のハセガワ製Mitsubishi F-2Bが未製作で残っているのですが、なぜか手をつける気がしないのです。
そこで、「マリン子」さんから紹介があったエアフィックス社製のMig-29を探しに息子が紹介してくれた品揃えが良いという店に出かけました。

最初に横浜市都築区荏田東にある「B’s Hobby 」(http://www.bunkyodo.co.jp/c/tenpo/B's%20Hobby.html) という店に出かけました。

この店は、売り場面積が広く、全てのジャンルの品揃えがあるばかりか、模型製作に必要な道具やパーツだけでなく模型製作に関する書籍も沢山揃っているのに感心しました。
ところが、私のコレクションである第2次大戦以降の航空機で1/72の物は、海外物も含めて品揃えが充実しているものの、全て私が持っているものばかりで目新しいものがありませんでした。(もっとも、どこへ行っても私のコレクションに無いものを探す方が難しいかも?)


次に同じく息子のお薦め店、田園都市線「タマプラーザ駅」近くの「Hobby Plaza」(http://www.geocities.jp/hobbypla/)にも寄ってきました。

この店は狭い店舗の中に驚くほどの量の商品が積み上げられており、特に航空機の品揃えは特筆できる程と思いました。
ところが人一人がやっと通れる店内通路の中で商品を探すのが大変で、私のような遠視(老眼?)の人は、ある程度距離をあけないとよく見えないので苦労しました。
この店にもエアフィックス製のMig-29はありませんでした。
結局、この店でドイツ・レベル製のMig-21F-13とアカデミー製のF/A-18Cを購入しました。
レベル製のMig-21F-13を購入したのは、先日購入したハセガワのコンボキットの片割れであるMig-21F-13のデカールを使ってインドネシア空軍所属機を製作する目的があったためです。


家に帰って、レベルのMig-21F-13キットを開いてガッカリしました。
セガワのインドネシア空軍のデカールで、機体両側面に貼るストライプ状のデカールをレベルのキットにあてがってみたところ機体を遙かに超える長さになっていました。
キットのパーツも比べてみましたが垂直尾翼を含む胴体部分だけを比較するとハセガワのキットの方が約2cm長い事が判りました。
セガワのキットは、縮尺率を掛けて計算したところキットの説明書に書かれた実機のサイズより全長で約1.5m長い事になりました。
どうやらハセガワのキットは、縮尺率に誤りがあるようです。(または機首のピトー管部分を全長に含めなかった?)
最初にハセガワ製Mig-21Fのキットを見た時、以前製作した同じレベル製ソビエト空軍のMig-21F(昨年2月28日の記事で紹介)に比べて大きいように感じており、この時にしっかり比べておけば良かったと反省しました。
そんな訳で、インドネシア空軍機の製作をあきらめざるをえなくなりました。
結局レベルのキットは、私のコレクションに無い、東ドイツ空軍かフィンランド空軍所属機にすることにしました。