第316話 Hawkeye 2000製作記1


機体の組み立て作業が進んでいます。
この機体を組み立てる時に苦労するのは、重量バランスを調整する必要があることです。
何せ主脚より後ろに大きな円盤形レーダーを取り付けているため、キットの重量バランスが機体後部側に大きく偏っています。その為、機首側に相当量の重りを入れないと尻餅をついてしまいます。
今回は、操縦席前の計器板の裏側に重りを入り得る限り入れました。私が使う重りは釣り用の「板おもり」を使用しています。理由は丸めて使用することで自由な形と重量にできる為で、仮組をしながら重量を調整しました。
操縦席は天井部分と操縦席前部がガラス部分と一緒に成型されているため、製作しにくい構造になっています。操縦席内部の塗装を先に済ませて機体に注意深く取り付ける必要があります。
組み立ては、この機体の構造が主翼のエンジン周辺や尾翼の構造等により、組み立て完成後では塗装作業がしにくい所を中心に先に塗装を済ませ、マスキングをしながら進めています。
下の写真は、主要なパートの塗装とマスキングを行った時点で写した物です。]