第312話 Su-15 TM製作記


トランペッター社製のSu-15 TMの製作を進めています。
このキットは各パーツの合い、筋彫の均一性、翼の厚さなど大変良好な仕上がりで、中国の金型技術の高さに感心します。
しいて問題点を挙げると。胴体部分に金型製作時の段差が若干見受けられます。この段差は、注意深くヤスリをかけて段差をなくす必要があります。
ところがこの会社の製品でいつも問題となるのが組み立て説明書の表現が判りにくい事で、今回も同様です。
今回も細かな部分でどの様に取り付けるか判りにくいところがあります。
また、塗装指示も細かな部分の記述がなく、特に操縦席内部は、計器板のデカールも無いため自分の想像で塗り分ける必要があります。
キットの機体塗装例では迷彩塗装のものと全面シルバー塗装の例が紹介されていますが、どちらで製作するか悩みます。
とにかくこの機体が旧ソビエトの秘密のベールに包まれた物であるため、インターネットで色々写真を探しても良いものが少なく、迷彩塗装を行った機体は見つかりませんでした。
この為、今回の機体はシルバー塗装の物にすることにしました。
下の写真が現在の状態で機体の塗装作業に入れる状態となっています。