第293話 Casanova アパート1968-2008


息子達のイベントを覗いてきました。
それはまさに驚きの世界でした。
会場となったアパートは近所にあり、築40年で取り壊す事になっているものです。

今回のイベントのタイトルとなった「Casanova アパート 1968-2008」は、息子達のパフォーマンス仲間の名前とアパートの歴史からとったもののようです。


古い室内に入ると、そこは立派なギャラリーと変貌していました。


部屋を仕切っていた壁の一部を切り抜き、ギャラリーとライブ会場等になっています。
仲間の一人が長い間、描きためていた絵を展示した部屋。


トイレの中も立派な展示場所。
     


ライブ会場といっても6畳と3畳の部屋使ったもので、仲間の5つのバンドが演奏していました。


D.Jブースも作られ、バンド演奏の合間に気の利いた音楽も流れています。


ウォールアートを描いている部屋もあり、仲間のアーティストが制作しています。
彼らは横浜の桜木町にあるウォールアートも手がけているそうで、興味深く制作過程を見ることが出来ました。
どんな作品に仕上がるか明日にならないと判りませんが、私の趣味に近いものでもあり完成が楽しみです。


ライブ会場にあったパーカッションの一部で、赤ちゃんのガラガラも立派な楽器?


会場は夜が遅くなるにつれ、若い仲間が大勢集まりアーティスティックな雰囲気な中で飲み物と会話を楽しんでいました。
我が家は、兄二人を含めて一家で楽しんできましたが、正直なところ若い熱気の中で、はっきり言って浮いていました。


このアパートが取り壊されるのが残念ですが、取り壊した後は家庭菜園になり、次なる創作活動の場になるようです。