第257話 ソウルの旅 その3


3日目は、ツアーに参加せず自由行動としました。
朝食は近くの東ソウル・バスセンターの食堂で各自の好みを注文して食べました。
うどん、おでん、キムパップ(海苔巻き)の他にキムチが入った餃子とトッポギ(棒状の餅)が入ったスープをいただきました。


朝食後、地下鉄で景福宮キョンボックン)に向かい景福宮の入り口前で衛兵達と写真を撮ってから国立民族博物館を見学してきました。
下の写真は国立民族博物館に展示されていた、昔のキムチの下ごしらえをしている様子です。


博物館見学後、昨日ゆっくり見られなかった仁寺洞(インサドン)でゆっくりショッピングを楽しみました。
家内らは韓国の小物を購入するだけでなく、なぜかケニヤの民芸品が気に入ったらしく購入していました。


昼食はサムゲタン(鶏の煮込み調理)で有名な「土俗村」という大きな食堂に行き、サムゲタンとチジミ(韓国お好み焼き)を食べました。どちらも大変美味しく頂きましたが、量が多すぎました。


昼食後、東大門市場(トンデムン・シジャン)のショッピングセンターを何軒か見てまわりました。気に入ったデザインのものは、サイズが合わない様で試着もできずにあきらめていました。
そこで私の仕事仲間であった、こちらの会社で通訳をしていた女性と久しぶりに待ち合わせ、みんなでコーヒーを飲みながら情報交換しました。
その女性に好みのものが見つからない事を相談したところ、このショッピングセンターは若い人専門の所だそうで、他の年齢層のものは、それぞれ専門のショッピングセンターがあるとの説明を受けました。
女性と別れ、別のショッピングセンターに入りましたが、こちらはもっと歳をとった人達の専門店で、気に入ったものが見つかりませんでした。
その後、生地や服飾材料専門のショッピングセンターを案内しました。家内はこのショッピングセンターの品揃えの多さと規模の大きさにびっくりしていました。


その後、梨泰院(イテウォン)に行き、偽ブランド品を売り込むアンチャンに誘われ、裏道にある怪しげな店舗に案内され、偽ブランド品のバックを鑑賞してきました。
家内は購入を勧めるアンチャンに対して、逆に出来が悪い点を指摘して何も購入せず帰ってきました。
家内達はこの怪しげで危険な雰囲気に驚いていた様子でした。


その後、明洞(ミョンドン)近くのロッテデパートでショッピングを楽しみました。
下の写真はロッテホテル前のクリスマス・イルミネーションです。


夕食は明洞で石焼きビビンバ(石焼かき混ぜ御飯)を頂き、これで当初予定していた食べ物を全部いただくことができました。


翌日はホテルを6時半に出て、途中土産店によりキムチなどを購入させられインチョン空港へ向かいました。
空港では、時間まで免税店でショッピングを楽しみ、帰りの機内に乗り込みました。
機内で少し早い時間の昼食を頂き、時間通り成田空港に帰りました。


今回の旅は家内とその友人ともに韓国料理の食べ歩きを満喫でき、満足した様子でした。