作品153 Lockheed F-104S Starfighter

Lockheed F-104S Starfighter
イタリア空軍  ハセガワ  1/72
米空軍向けセンチュリーシリーズとして開発されたマッハ2級の戦闘機。G型は戦闘爆撃機機種。A型に比べ胴体、主翼及び脚を強化し垂直尾翼の面積が大きくなっている。


第142話 CF-188制作中 その1
家内の作品を紹介してきましたが再び私のプラモ作りの話題に戻ります。
以前から買い貯めてあったフジミ製のF/A-18A”TOPGUN”の制作を開始しました。この制作が遅れた理由は付属のデカールの色が実機と異なって少し暗い為に、機体を指定のアグレッサー部隊の色に塗るとデカールが同色になって埋もれてしまうために制作を躊躇していました。
今回制作を開始したのはカナダ空軍の特別塗装機のデカールを別途購入した為で、塗装はアグレッサー・カラーでなくカナダ空軍の標準塗装にすることにしました。
ところが組立を開始したところ、肝心のキットのシルエットにおかしなところがあり、気になってモチベーションが上がりません。胴体の機首近くから主翼付け根部分まで大きく左右に張り出した部分を取り付けると接合部分が下がってしまい主翼取り付け部機体上面が凹んだ印象になってしまいます。実際の正しい形状が判りませんが今まで制作していたハセガワ製と異なっており、結局パテを盛って修正しました。また操縦席を中心に胴体が幅広に感じられます。それ以外にも機首にある機関砲の銃口部分と主翼先端の編隊灯の形がおかしいために修正しました。全体的には各パーツの筋彫りを含めて成形は良好な部類に入り、エッチング・パーツを使った操縦席のオーバーヘッド・ディスプレーや風防に取り付くバックミラーも再現されているのは良い事だと思う。但し、同じエッチング・パーツで胴体の水平尾翼先端部分に貼り付ける編隊灯部分は不要と思います。