作品152 Saab JAS-39A Gripen

Saab JAS-39A Gripen
スウェーデン空軍　　ハセガワ　　1/72
スウェーデンが独自開発した最新の第4世代戦闘機。JASはスウェーデン語の戦闘、攻撃、偵察の頭文字をとったもので多用途に使用できる優れた機種を表している。

第１４１話　ただいまリハビリ中
右手の薬指の骨折箇所は、6月22日の記事で紹介しましたように関節部の脱臼を防ぐ為に埋められたピンを１本残しており、指をまっすぐに伸ばすことができません。それでも小指を含めて曲げるリハビリを進めています。その一環で先週の木曜日にリハビリの指導をしていただいている作業療法士の先生にあたる方から診断とリハビリ方法の指導がありました。
先生は大変インパクトのある女医で、私のカルテとレントゲン写真を見ていきなりお叱りをうけました。私の怪我はなにやら骨折の中でも危険な3要素を含んでおり即手術を受けるべき状況であったにもかかわらず1週間後に手術を受けたことが信じられないとのことでした。3要素の内容は忘れましたが関節部分を粉砕していることと骨からの内出血が大変危険な状況を生むとの事だったと思います。
先生は年齢が私に近い（実際は３歳年下）方で、映画「３丁目の夕日」の話題とご自身が子供の頃に体験した雑談を交えて４名の作業療法士に私の治療方法を指導しており、韓国の整形外科技術が進んでいることも話されていました。私から韓国の美容整形技術が進んでいる事を話したところ先生から日本で活躍しているタレントの名前を出して整形前の事を知っていると自慢げに話されていました。
また韓流男優の話の中で先生から韓国の男性は、髪の毛が濃くても腕等に体毛が無いことが素敵だと訳の分からない話をしていました。日本人の一部や欧米の医師が外科手術するときに体毛だらけの腕を見るのが嫌いとのことです。この話を聞いたとき私の心の中では「欧米か！　私も腕に毛が無いが頭にも無いからもっと素敵か？」叫んでいました。
そんな先生から役に立つワザを聞いてきました。そのワザは指輪を安全にかつ簡単に抜く方法で、このワザは手首や手の甲を骨折した時に指輪をしている指が骨折していなくても指輪を即刻はずすことが重要との指導の中で実演したものです。そのワザは指輪に釣り用のテグスを通し、U字形に戻したテグスを持って指輪に沿ってぐるぐる回しながら指から引き出していていく方法でした。確かに簡単に抜けたので感心しました。
最後に先生から「診察前には心配していた怪我の状況であったが、実際に治療と会話をして（患者が明るい親爺であることが判ったからか？）このままリハビリを続ければ大丈夫」との激励をうけ更に「この怪我がどの程度までリハビリで回復できるか興味深い」とちょっと心配な発言もありました。
まだまだ指が自由に動けませんが少しずつリハビリを重ねていきます。