作品69 Grumman E-2C Hawkeye

Grumman E-2C Hawkeye
米海軍  フジミ  1/72
空飛ぶレーダーサイトと呼ばれる艦上早期警戒機。


第66話 飛行機のおもり
プラモデルによっては重量バランスが悪く前脚が接地せず尻餅をついてしまう物があります。この場合機首に重りを入れる必要がありますが組立説明書に重りの重量が書いてある物と重量を書かずに単に重りを入れろと書いてある物があります。私の場合はまったく勘で重りになる物を入れています。この重りになる物として糸ハンダやボルトナットを使用していました。キットによって重りを入れるスペースが無いときは苦労します。重りを固定する方法として油粘土を使用したり瞬間接着剤で接着したりしています。
今まで制作したキットで一番苦労したのは、本日紹介しているE-2Cで背中に大きな円盤状のレーダーを背負っている為、機首部分に相当の重りを入れないと尻餅をついてしまいます。自分としては十分と思える重りを入れたのですがそれでも足りずに尻餅をついてしまいました。しかたなく機体後部の下面に透明な柱を取り付けることで正常な駐機状態になりました。この経験から2月2日の作品5で紹介したE-2CJでは十分な重りを入れましたが重くなりすぎてちょっとした衝撃で主脚のタイヤ取付部分が折れてしまいました。
最近使用している重りは釣りで使用する幅15mm位の「板なまり」を巻いて使用しています。理由は加工が容易でどんな場所にも納められ自由に重さが変えられる為です。