第1874話 平成26年 初詣


昨日 家族で恒例の初詣ウオーキングに行ってきました。
  
いつもと同じく源氏山公園近くの銭洗弁財天に向かいました。
梶原の住宅地を抜け、源氏山に向かう坂道を上り源氏山公園近くの高台で一休みしました。ここで飲み物を求めて近くの某神社前の自動販売機に行きました。
この神社は鎌倉時代の末期、鎌倉幕府を倒そうとした有名な公家の処刑場近くにあり、公家の霊をまつるために建てられた神社です。
この公家が文章博士(もんじょうはかせ)という立派な方だったことから学問の神様として昔から信仰を集めていました。
ところが近年、境内に大きな男石と女石を設置し、センサー付きで雅楽が流れる小さな神棚も整備され、縁結びの神社として人を集めるようになりました。
私には観光客目当てになっているようで、参拝する気持ちになれません。(今更良縁も必要無い?)


自動販売機のお茶で一服してから銭洗弁財天に向かいました。

到着した銭洗弁財天の正式名称は銭洗弁財天 宇賀福神社と呼ばれ、この境内にある洞窟の中に湧き出た「銭洗いの水」で金銭を洗い清めると御利益があると言われています。


弁財天入り口の洞窟を抜け、境内に入ると多くの参拝者で一杯でした。
社務所でお線香と蝋燭が入ったザルを頂いてから参拝しました。


今年は一万円札と五円玉をザルに入れて「銭洗いの水」で清めました。もちろん一万円札にご縁があるようにとの願いを込めてお祈りしました。


参拝を済ませ、今度は鶴ヶ岡八幡宮に向かいました。


途中の住宅地内で販売している焼き芋の値段や人力車に一人乗った男の気持ちなどを話題にしながら若宮大路に到着しました。
鶴岡八幡宮に向かう若宮大路は大変な賑わいでした。
天気も快晴で気温も高かったためか、それともアベノミクスの影響か例年の人出より数段多いと思いました。
鶴岡八幡宮入り口にある三の鳥居の遙か手前から入場規制が行われているのにびっくりしました。


境内に入っても更に2回の入場規制が行われており、鎌倉警察署のDJポリスも活躍していました。


参拝者の列に並んでから参殿前に到着するまで約2時間かかりました。


参殿で「今年も家族が健康で明るく過ごせるように」とお祈りを済ませ、家内は銭洗弁財天で清めたお金でお守り札を購入しました。
息子はおみくじを引いていました。今年は良い結果だったようです。


参拝を済ませてから屋台で「広島焼き」を購入しました。
ソースが絡まった焼きそばが美味しく、このところ毎回食べているように思います。


鶴岡八幡宮近くの干物屋で土産の干物を購入し、店の前の試食コーナーで焼イカを食べてから小町通りを抜けて鎌倉駅に戻りました。


帰路はバスで家の近くまで戻りましたが、日が暮れて大変寒くなっていました。