作品401 Mcdonnell Douglas F/A-18B Hornet


Mcdonnell Douglas F/A-18B Hornet
米海軍   アカデミー   1/72
ノースロップ社が空軍向けに開発したYF-17をベースにMcdonnell Douglas社が海軍向けに開発した戦闘攻撃機F/A-18A Hornetの複座型で、練習機としても使用されている。
カリフォルニア州NAS Lemoore基地に所属し、機種転換訓練部隊VFA-125 "Rough Raiders" 所属機。



第1810話 F/A-18B HORNET完成 
アカデミー製F/A-18D HORNET“U.S. Marine Corps”キットを使用して製作したMcdonnell Douglas F/A-18B Hornetが完成しました。

完成した機体は、米国カリフォルニア州NAS Lemoore基地に所属していたVFA-125 "Rough Raiders" のものです。
この部隊は太平洋艦隊に所属する海軍航空隊と海兵隊の航空隊にF/A-18A/B/C/D Hornetへの機種転換訓練を担当していた部隊です。
海軍航空隊や海兵隊で使用していたF-4やF-14の戦闘機やA-6攻撃機等のパイロットを約9ヶ月間の訓練を経てF/A-18A/B/C/D Hornetのパイロットに育てる役割を担っていました。また新人パイロットへの教育も行っていたようです。
米国の航空部隊だけでなくF/A-18を採用したカナダ、スペイン、オーストラリア等の同盟国航空部隊の訓練も行っていました。
VFA-125 "Rough Raiders" は2010年10月1日 に VFA-122 "Flying Eagles" に統合され消滅しました。

このようなF/A-18A/B/C/D HornetとF/A-18E/F Super Hornetへの機種転換訓練部隊は、大西洋艦隊所属航空隊を対象とした部隊として米国バージニア州NAS Oceana基地に所属するVFA-106 "Gladiators" があり、海兵隊所属航空隊への訓練部隊としてMCAS Miramar基地所属のVMFAT-101 "Sharpshooters" があります。
最新のF-35への機種転換訓練部隊としては、NAS Lemoore基地に所属しているVFA-101 "Grim Reapers" がフロリダ州の米空軍Eglin基地に所属する第33戦闘航空団と共に取り組んでいるようです。


今回使用したアカデミー製F/A-18D HORNET“U.S. Marine Corps”キットは、F/A-18Dの機体になっているため、F/A-18Bへの変更を行いました。主な変更点は垂直尾翼先端後部やアンテナの形状変更を行いました。
また、フラップやエルロンを下げた状態にし、ラダーの向きも変えています。

デカールはTWO BOBS製“F/A-18B Casper and his Bandit Ghosts”を使用しました。このデカールには同じVFA-125 "Rough Raiders" 所属の他の塗装色の機体も含まれており、後日他の塗装色の機体も製作する予定です。