第1637話 かき揚げ天丼と「写真道場!! みつけるフェス」


昨日家内と浅草東洋館で開催された「写真道場!! みつけるフェス」というイベントに行ってきました。


というより家内から浅草の「葵丸進」のかき揚げ天丼をおごってあげるから浅草に連れて行ってと頼まれ、大好物を鼻先に吊された状態になった私はこの話にのってしまいました。

「写真道場!! みつけるフェス」の内容は何も聞かされていませんでしたが何やら息子達が夏休みに上野公園近くの谷中で子ども達を対象に行ったワークショップに関連している程度しか判っていませんでした。
このところ就寝する時間が早く、息子が深夜にこのイベントの準備をしていたことも知りませんでした。
  
「写真道場!! みつけるフェス」は夜6時半開演ということで、浅草雷門近くの駐車場に車を預け、「葵丸進」に向かいました。
5時少し前だったこともあり、休憩時間でしたが中に入れていただき開店を待ちました。
この店のかき揚げ天丼は「天龍かき揚天丼」というもので芝エビ、イカ、ホタテが入った巨大なかき揚げがどんぶりの上に被さるようになっています。


家内は軽い食事を頼み、かき揚げ丼の一部を家内にも協力してもらい何とか完食しました。

食事の後で腹ごなしも兼ねて雷門から仲見世通りを通り浅草寺に向かいました。
浅草寺山門のライトアップが綺麗です。


五重塔のライトアップも見事でした。


スカイツリーは雨上がりということで霞んでいました。


浅草寺境内を抜けて旧浅草六区に向かいました。
浅草六区は娯楽が少なかった昭和初期には映画館が建ち並ぶ一大歓楽街で、人がすれ違うことも出来ないくらい人が集まったところです。
現在は「六区ブロードウェイ商店街」と名前を変え、綺麗な商店街に変わり昔の興業街の面影は演芸ホールとフランス座くらいになりました。
私が学生時代には、親戚がメインストリートの一番奥にあった「浅草東映ホール」の館長であったこともあり、東映やくざ映画をよく見に行った事がありました。


浅草東洋館は演芸ホールの4階にありました。


開場まで寄席の看板を眺めて好きな落語家の名前を探していました。

「写真道場!! みつけるフェス」は平成24年度台東区芸術文化支援制度対象企画のイベントでした。


台東区芸術文化支援制度対象企画は、昨年「走って流して山ができた」というイベントに末の息子も参加しており、偶然兄弟で2年連続参加となりました。

今回のイベントは「30秒に一回みつける写真道場!! 」という変わった名前の団体が主催で、美術作家 北川貴好さんが中心となって活動しているそうです。
今回は美術家、写真家、音楽家だけでなく落語家も参加し、台東区の街中風景をコマ送りのように撮った影像を高速スライドで再生し、音楽とトークも一緒に楽しめる企画となっていました。
作者によって視点が異なり、編集方法も異なっていることから結構楽しめました。