作品357 North American F-100D Super Sabre


North American F-100D Super Sabre
フランス空軍   イタレリ   1/72
朝鮮戦争で活躍したF-86Fの後継機として開発された超音速機戦闘爆撃機で、米国ではベトナム戦争まで使用していた。
フランス空軍は1958年から85機のF-100Dを採用しており、製作した機体は東西冷戦時に西ドイツの基地に駐留していた部隊のもの。



第1365話 フランス空軍F-100D完成
イタレリ製「F-100D Super Sabre」が完成しました。

完成した’North American F-100D Super Sabre’はアメリカ空軍が朝鮮戦争末期に投入した’North American F-86D Sabere’の後継機として開発したもので、アメリカの戦闘機として初めて水平飛行で音速を突破した機種といわれています。
今回製作した機体は、フランス空軍が1958年に米国から導入した85機のF-100Dの一部で1997年旧西ドイツの’Bremgarten’に駐留していた当時の物になっています。
フランス空軍は当時F-100Dの他に複座型F-100Fも15機導入していたそうです。


このキットはタミヤウォーバードコレクションの「F-100Dスーパーセーバー」のオリジナルキットで、同じ金型で製作されているものと言われています。
イタレリ製キットにはタミヤ製のキットに含まれていないフランス空軍の機体が珍しく購入したものです。


完成した機体は全面金属地肌のもので機体後部パネルが焼けた状態に表現するのに苦労しました。
キットのデカールは発色も良く、接着性も良好でしたが、胴体側面に描かれた機体記号「11-MF」と垂直尾翼に描かれた機体番号「42249」がキットの箱絵や説明書に描かれたものと異なり大変小さく迫力に欠けています。
同じ部隊に所属していた他の機体の実機写真では、もっと大きな字体で描かれていることから誤りではないかと思いました。










今回の「作品357 North American F-100D Super Sabre」が2011年最後の完成作品になりました。
2011年は「作品325 Mcdonnell Douglas F/A-18C Hornet」が最初の完成作品でしたので、今年は33個の作品を製作しブログに紹介することができました。