第1107話 ギリシャ空軍F-16DJ製作開始


ギリシャ空軍の‘Lockheed Martin F-16DJ Fighting Falcon’ の製作を開始しました。


ギリシャ空軍のF-16DJはF-16Dをベースに操縦席後部から垂直尾翼まで繋がる張り出し部(ドーサルスパイン)に電子機器等を収納し、更にその左右に山形の機体密着型燃料タンク(コンフォーマルタンク)を取付けた機体になっており、前々作のUAE空軍の‘Lockheed Martin F-16F Desert Falcon’ と似ています。
(‘Lockheed Martin F-16F Desert Falcon’ は本ブログ2011年1月31日の記事で紹介しています。)


この機体を製作するためにハセガワ製イスラエル空軍の‘Lockheed Martin F-16I Sufa’ キットと以前製作したアカデミー製‘Lockheed Martin F-16CJ Fighting Falcon’ の残りパーツを使用します。



セガワ製‘Lockheed Martin F-16I Sufa’ は空気取入れ口や、排気口などのパーツがF-16の初期タイプの物とF-16DJにも使用している後期タイプのパーツが含まれているため使い分けて使用します。
セガワの組立て説明書に詳しく使い分けが書かれていないため、もしかしたら間違っているかもしれません。(ハセガワ製‘F-16CJ[Bolock 50]’ の説明書も参考にしました)


参考とした実機写真です。
http://www.airliners.net/photo/Greece---Air/Lockheed-Martin-F-16DJ/1689492/L/
http://www.airliners.net/photo/Greece---Air/Lockheed-Martin-F-16DJ/1581646/L/


‘Lockheed Martin F-16I Sufa’ と違う部分を紹介します。

ドーサルスパインの尾部は、ドラッグシュート(着陸時の減速用パラシュート)を収納するため延長します。


ドーサルスパインは装備が違うためか取付けるパーツと位置が異なっています。




パテを整形したところです。


細部のパーツを取付けました。


空気取入れ口で使用するパーツです。
初期型の空気取り入れ口パーツ(B4,B14,B15)は使用せず、後期型のパーツ(F3,F4.F8)を使用します。
F3,F4パーツの側面にあるランプは切り取りました。


側面にL11,L12のランプを取付けました。


排気口で使用するパーツです。
初期型のB9パーツを使用せずA2パーツを使用します。