作品328 Chengdu JF-17 Thunder


Chengdu JF-17 Thunder
パキスタン空軍   トランペッター  1/72
中華人民共和国パキスタン・イスラム共和国が共同開発した単座式全天候型多用途戦闘機。
中華人民共和国では殲撃9型(J-9)して開発したが採用されず、輸出用として‘Chengdu FC-1 Fierce Dragon’と称して途上国に輸出している。
パキスタン空軍はF-16も所有しており、ベテランパイロットのJF-17の評価はF-16より高性能とのこと。



第1104話 JF-17 Thunder完成
パキスタン空軍のChengdu JF-17 Thunder が完成しました。
Chengdu JF-17 Thunderは中華人民共和国のChengdu Aircraft Industry Corporation (CAC)とパキスタン・イスラム共和国のPakistan Aeronautical Complex (PAC)が共同開発した単座式全天候型多用途戦闘機で、中華人民共和国では‘殲撃9型(J-9)「梟竜」(きょうりゅう)’ として開発され、輸出型は‘Chengdu FC-1 Fierce Dragon’ と呼び、アゼルバイジャンミャンマーに輸出しているそうです。
Chengdu Aircraft Industry Corporation (CAC)は、先日中国初のステルス戦闘機として紹介された‘殲撃20型(J-20)’ を開発した企業で、中国空軍の主力戦闘機‘殲撃10型(J-10)’ も生産しています。
(‘殲撃10型(J-10)’ は本ブログ2010年5月12日の記事で紹介しています。)
‘殲撃10型(J-10)’ が中国空軍に採用されたため、‘殲撃9型(J-9)’ は中国空軍に採用されませんでした。
エンジンはロシアの主力戦闘機Mig-29で使われている物の派生型で、ロシアから輸入しているらしいが詳細は判りません。(ロシアは魅力的な市場であるインドへの武器売却を目指しており、インドの敵対国であるパキスタンへのエンジン供給が問題になったことがありました。)

今回製作したキットは中国のトランペッター社の製品で、細部まで再現した金型技術・成形技術が大変素晴らしく、完成度が高いと評価しました。
今回製作した機体の排気ノズル部分は、メタルエッチングパーツを使用していますが、プラスチック成型パーツもキットに含まれています。