第922話 岡田JAPAN決勝トーナメントへ!!!


ワールドカップ グループリーグ最終戦 対デンマーク戦は思いがけず日本が前半2点リードで終わりました。
前半立ち上がりはデンマークのフィールドを広く使う攻撃で、カメルーン戦やオランダ戦と異なる緊張で始まりました。
その緊張は前半17分の本田の左足から放たれたフリーキックが直接ゴールネット横に突き刺さるゴールで解き放されました。
本田のフリーキックはボールが回転しない揺れるように落ちる見事なものでした。
更に前半30分には遠藤がゴール右側から相手選手の横をすり抜けるカーブがかかった見事なフリーキックで得点を重ねて2点目をゲットしました。
この2点リードがデンマークの戦い方に変化が生まれるか後半注目です。
少し気がかりなのは、レフリーが遅延行為のイエローカードを既に2枚も出していることです。
(以上前半終了時点の記事)


後半は一進一退のまま後半36分相手に攻め込まれた中でペナルティエリア内で長谷部が相手選手を倒し、PKを与えてしまう。
PKは前半から日本ゴール前で脅威を与えていたトマソン
トマソンの撃ったPKはキーパー川島が反応良く対応したが、跳ね返ったボールが再びトマソンの前に飛び、ゴールに流しこまれて失点しました。
このゴールで相手に勢いが移るか心配しましたが、日本も良く反撃し相手にチャンスを与えませんでした。
そんな中で後半42分、途中交代した岡崎がゴール前で巧みに切り返した本田のパスをゴールに流し込み3点目をゲットして3−1と再び2点差に広げました。
両軍とも疲れて足が止まったところで松井に変わって稲本が投入され、何とか逃げ切りました。
この試合は攻撃の形も大変良く、今までの岡田JAPANには無いヨーロッパの一流リーグの試合を見るようでした。
とにかく岡田JAPANが決勝トーナメントに進出しました。


決勝トーナメント初戦のパラグアイ戦もがんばれ!!!