第893話 F-2スペシャルその5


毎回F-2を製作するときに悩むのが主翼下に取付けるミサイル用パイロンの基台(架台?)位置が日の丸のデカールにかぶる事です。
基台の上に日の丸が描かれているのか、架台の上には日の丸が描かれていないのか、実機がどの様になっているのか判りません。
基台の上に日の丸が描かれる場合、基台の肉厚が厚すぎるため少し薄くしました。

  

F-2Bには主翼下のパイロンを取付けないことにしました。
  
とりあえずパイロンの処理を決めたことで塗装作業に入りました。
最初に機首のレドーム部分と主翼後縁の胴体側取付部の塗装から始めました。
この部分の塗料は、塗装指示図に示されたグレー(Mr.COLOR #317)では暗すぎるように思い、エアクラフトグレー(Mr.COLOR #73)を使用しました。
次に操縦席のキャノピー枠に塗装しました。枠部分の塗料は操縦席内部と同じグレー(Mr.COLOR #317)を使用しています。



このキットのデカールは、塗膜の厚さが薄いため発色があまり良くありません。そのため、濃い機体塗料の上に貼ると少しくすんだ感じになります。
そのため日の丸のデカールを貼る部分は、機体色の塗料をやめ、ホワイトに塗っています。



ホワイトに塗った部分にデカールの日の丸の直径に合わせたマスキングテープを貼ります。マスキングテープを切り出しているところです。



全ての日の丸位置にマスキングテープを貼り終わりました。



悩ましい主翼下のパイロン基台にもマスキングしました。(F-2Aのみ)