第742話 F/A-18D製作1


昨日の記事に対してマキシーさんからコメントを頂き、フラップの改造方法に誤りがあるとのご指摘をいただきました。
確かに私のフラップの改造方法は実機写真を参考に“それらしく”改造したもので、実機の構造に合わせて製作した物ではありません。
私の作品は全て縮尺が1/72のものであるため、細かな部分は一部省略して加工し易い方法で製作しておりました。
今回マキシーさんからいただいたご指摘を真摯に受け止め、再製作することにしました。
フラップ部分とその前の細長い部分(ドループ・シュラウンド・ドアと呼ぶそうです)を主翼から切り離し、くの字型に曲げていた部分をまっすぐにし、隙間に瞬間接着剤を流し込み固定しました。

  
フラップ部分とドループ・シュラウンド・ドアの隙間に生じた溝を埋めるためパテを埋めしました。
新たにドループ・シュラウンド・ドアを板厚0.5mmプラバンで製作しています。
ドループ・シュラウンド・ドアの形状は、以前製作したアカデミー製のF/A-18Cのドループ・シュラウンド・ドア部分にマスキングテープを貼り形状をトレースし、そのマスキングテープをプラバンに貼ってカットしています。

  
フラップ部分をヤスリ掛けして表面を整え、筋彫を加えて完成させてから主翼と繋ぐヒンジ部分を取付けました。
ヒンジは角度を広げるために中央付近で切り離し主翼側、フラップ側にそれぞれ取付け、フラップを下げた状態にして両側のヒンジ部分を接着しています。(壊れやすく苦労しました)

  
上面側にドループ・シュラウンド・ドアを接着し、フラップがやっと安定した状態で取付きました。

  
主翼前縁のフラップ部分はカッターで切れ目を入れて折り曲げたままで使用することにしました。


今回マキシーさんのご指導に従って改造した感想は、こちらの方が簡単に改造できるように思いました。特にヒンジ部分も正しく表現できるようになりました。
マキシーさんご指導有り難うございました。