第719話 小さい秋探し


昨日 家内と「小さい秋」を探しに近所の公園を散策してきました。

早朝いつものブログアップを済ませ、プラモ製作に取り掛かったところで家内がクリーンデイ活動(地域の清掃活動)から帰ってきました。
家内は一段落したところで突然「早朝ウォーキングにいこうぜ!」とお誘いがありました。
「どちらへ」と尋ねると「鎌倉中央公園まで」ということで、お伴することにしました。
鎌倉中央公園は、家から徒歩25分位の所で、整備された公園と自然のままの谷戸(やと)を生かした散策道があるところです。
家内と家から歩き始め、鎌倉中央公園中央口に8時前に到着したのですが公園の門が開いていませんでした。案内を見たところ8時半開門とのことでした。
そこで、公園に沿って住宅地を歩き源氏山公園近くの葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)まで足をのばしました。
途中の道路脇に咲いていた彼岸花は盛りを過ぎていましたが凛とした表情でした。


葛原岡神社は鎌倉時代末期に活躍した日野俊基の処刑場あとに建てられた神社で日野俊基の墓の傍にあります。



この神社の主?のネコが私たちを見守っていました。


神社で参拝を済ませ、再び鎌倉中央公園に向かいました。
鎌倉中央公園梶原口に8時45分頃に到着しましたがこちらも門が閉まっていました。
中央口に向かいやっと公園内部に入ることができました。(梶原口は9時開門のようでした)
公園の中のもみじが少しだけ紅葉していました。

  
溝蕎麦という小さな花が群生していました。

  
溝蕎麦は別名「金平糖花」ともいわれるそうで、家内は金平糖がたくさんあると喜んでいました。
溝蕎麦の花は確かに金平糖のようです。また葉っぱの形が牛の額に似ているので「牛のひたい」とも呼ばれるそうです。

  

公園の池にはコサギがたたずんでいましたが、前回訪れた時に見たカワセミは姿を現わしませんでした。

  
真っ赤なショウジョウトンボが羽根を休めていると思えば大きなオニヤンマも飛んでおり、夏から秋への替わり目を感じました。

  
谷戸田圃には収穫間近のお米が稲穂を垂れていました。

  
収穫したお米を干すための稲木を準備していました。

  
田圃近くの散策道にはアケビの実が膨らんでいました。

  
青い小さな実をつけた藪茗荷と赤い小さな花をつけた水引。家内は子供のころ水引でよく遊んだそうです。

  
夏の終わりに咲くツリフネ草が残っていました。

  
柿の実は色づきを増していました。

  

さわやかな風に吹かれて谷戸を歩くと小さな秋を感じることができ、大変気持ちが良かったです。


ゆっくり散策したこともあり、家に帰ったら3時間もたっており、足が痛くなっていました。