作品275 Mcdonnell Douglas EF-18A (C.15) Hornet

Mcdonnell Douglas EF-18A (C.15) Hornet
スペイン空軍  アカデミー  1/72
米海軍及び米海兵隊で運用している戦闘攻撃機F/A-18A をスペイン空軍が導入したものでEF-18A と呼ばれている。


第628話 Spanish Hornet 完成
スペイン空軍のC.15 (EF-18A) Hornet が完成しました。
前日の記事で悩んでいた主翼付け根のストレーキ上に設けられたLEXフェンス(小さなフィン)の胴体側(裏側)塗装は、結局オレンジ塗装だけで虎柄のデカールは貼りませんでした。
理由は、垂直尾翼の虎柄が外側だけに描かれており内側には描かれていない事からこれに考えを合わせました。
もしかしたら実機は違っているかも知れません?


C.15 Hornet は米海軍や海兵隊の艦上戦闘攻撃機として開発されたMcdonnell Douglas F/A-18A Hornet のスペイン空軍向けに製作された機体です。
このスペイン向けHornet の呼び名が生産国の米国と運用国のスペインで異なっています。
単座の機体を米国ではEF-18A と呼んでいますが、スペイン空軍ではC.15 と呼んでいます。また複座の機体を米国ではEF-18B と呼びスペイン空軍ではCE.15 と呼んでいます。
スペイン空軍では他にEurofighter も導入しており、本ブログでは複座型のEurofighter CE-16 Typhoon を2008年3月16日に紹介しています。


今回製作したスペイン空軍「ALA15飛行隊」は虎を部隊マークとして使用しています。
軍用機の中には虎を部隊マークに使用する事が多く、NATO加盟国では毎年“NATO Tiger Meets” という集会が1961年から開催されており、各国の虎を部隊マークとした部隊が共同訓練を行っています。
この訓練に各国から派手な虎の絵を描いた機体が参加しており、多くのプラモも出されています。
私のブログでも2007年3月10日にポルトガル空軍機を紹介し、2008年4月3日にオランダ空軍機を紹介しています。
2007年6月27日には名誉会員部隊の米空軍機も紹介しています。
今年は9月14日から25日ベルギーのKleine Brogel AB で“NATO Tiger Meets-2009”が開催されるようです。
詳しくはhttp://www.natotigers.org/index.phpを参照してください。