第611話 高速料金1,000円


先週の金曜日(5月1日)、家内の叔母が亡くなったとの連絡を受け、金曜日の深夜に石川県の金沢市までドライブすることになりました。なんと先週は月曜日(4月27日)にも葛飾区で葬儀があり、参列してきたばかりでした。
ETC割引による地方高速道路料金一律1,000円を適用した初めてのドライブとなりました。
土曜日の12時半から告別式が開始されるため、金曜の23時ごろ家を出発しました。東名高速道路厚木ICには0時少し前に入りました。
ETC割引適用後のゴールデンウィークという事で、深夜であるにもかかわらず東名高速は各地で大渋滞しており走行距離が稼げません。3時すぎても浜名湖に到着できず、あきらめて小笠PAで仮眠しました。
5時半に再度スタートし、東名・豊田JCT経由東海環状自動車道に入り、美濃関JCT経由東海北陸自動車に入りました。私は東海北陸自動車道が全通して始めての利用となりましたが大変な混雑です。
途中で告別式には間に合わない事になりそうと親類にメールを出す状況となってしまいましたが、高山市を過ぎたあたりから渋滞が解消してきました。
小矢部JCT経由北陸自動車道に入り、金沢西ICで高速道路を降りました。この時初めてETC割引を体験しました。家内と「割引1,000円」の表示を見て二人とも「オー!!」と小さな声を上げました。通常ですと10,600円程の料金となります。
金沢市内の葬儀場に到着したのは12時10分頃で何とか告別式に間に合うことが出来ました。
葬儀後、金沢市内にある家内の姉夫婦の家にお世話になり、やっと休むことが出来ました。


日曜日の9時にお世話になった姉夫婦の家を出発。北陸自動車道を新潟方面に走り上越JCTまで順調なドライブでした。
ところが上越JCTに入ったところで突然大渋滞となり車が進まなくなりました。


右側の車線は新潟方面から合流する車、左側は富山方面からの車で、上信越自動車道がまったく進みません。
この渋滞は上信越自動車道が2車線区間から1車線区間になるところが何カ所かあり、このようなところがボトルネックとなり大渋滞を繰り返していました。

このような大渋滞を招いたのはETC割引があるからで、割引適用のドライバーはしかたないとしても、ETCを装着していない通常料金適用の人は、えらい迷惑な制度になってしまったと思いました。
渋滞している高速道路から見る妙高山は少し霞んでいました。


長野自動車道を経由して岡谷JCTから中央自動車道に入り、快適な走行が出来るようになりました。
それでも東京に近くなると渋滞している情報が入ったため、大月JCT経由で河口湖ICに向かいました。
河口湖ICの料金も「割引1,000円」の表示で、ここで記念写真をパチリ!
通常ですと9,600円程の料金。


河口湖から山中湖に向かう道路で野菜を購入し、「道の駅」で富士山の水をポットに入れて一休み。
山中湖から見た富士山です。


山中湖から道志川に沿った山間道路「道志みち」を津久井湖まで快適に走ることが出来ました。
一般国道を利用し厚木、平塚経由で我が家に21時に到着しました。家内もつかれた様子でしたが無事に帰ることが出来ました。
今回のドライブの全走行距離は1,176kmで全高速道路料金は2,000円でしたが、有料高速(?)道路より(無料の)一般道路の方が快適でした。