作品262 Sukhoi Su-15 UM Flagon-G


Sukhoi Su-15 UM Flagon-G
ウクライナ空軍  トランペッター  1/72
ソビエト空軍の迎撃戦闘機Sukhoi SU-15 TM Flagon-Fの複座型練習機。



第547話 スホーイSu-15 UM 完成
ウクライナ空軍のスホーイSu-15 UM Flagon-G が完成しました。
中国のトランペッター社製のこのキットは、パーツが少なく簡単に組み上げることができました。
組立てる上で多少問題があったのは、主翼及び水平尾翼を胴体に取付ける際にきちんとした角度に取付けにくいことです。
また、胴体下面に2個取付ける増槽が互いに接近しすぎており、誤りではないかと思いました。正確なところは、参考となる資料がないため判りませんでした。


スホーイSu-15 UM Flagon-Gは昨年2月20日の記事で紹介しましたソビエト空軍の迎撃戦闘機Sukhoi SU-15 TM Flagon-Fの複座型練習機にあたるものです。
今回製作した機体はウクライナ空軍に供与されたものになります。
スホーイSu-15 TM Flagon-F は1970年代のソビエト空軍の主力迎撃戦闘機で、1983年に発生した大韓航空007便をカムチャッカ上空で撃墜したことで有名になりました。
主力迎撃戦闘機として活躍していた1970年代は、ソビエト以外の東側諸国にも供与されておらず、秘密のベールに囲まれた機種だったようです。
ソビエト連邦崩壊後はロシア、ベラルーシウクライナで運用されていましたが、冷戦の終結と電子機器の旧式化等により、ロシアでは1993年までに全機が退役し、他の国でも1996年のウクライナを最後に全機が退役したそうです。