第535話 江ノ島寒中御輿とブルドック


昨日家内と江ノ島海岸で開催された第28回江ノ島寒中御輿錬成大会を見物してきました。
この寒中御輿は藤沢鎌倉神輿連合会に所属する新成人を祝う行事で、御輿に新成人をのせて寒中の海に入る勇壮な行事です。

江ノ島海岸に到着すると和太鼓の演奏が周辺に響いていました。


薄曇りの海岸は大変寒く、江ノ島神宮の神職による式典が行われている間も締め込み姿の威勢のいい人達がたき火の暖をとっていました。
家内は「メタボの人も入れ墨をすると締まって見えるね」と一言。


  
御輿を繰り出す前にラジオ体操が流れ、参加者に「寒中の海に入る方は自己責任で体を動かすように!」とアナウンスしていたのに、少し違和感を覚えました。
 
御輿の上には新成人の襷を掛けたお嬢さん(姐さん?)が乗って気合いを入れていました。


  


御輿は海の中に担ぎ出されました。

  
御輿を楽しんだあと、鎌倉、逗子、葉山の海岸を通り、横須賀市に入った秋谷海岸までドライブしました。


秋谷海岸に面したレストラン「Don」(http://www.don-akiya.com)で昼食をとりました。
このレストランは、家内が友人と一度来たことがあるそうです。


このレストランは窓から眺める夕日とオリジナル料理が美味しいと評判な店だそうです。
私は秋谷雑炊という牛肉とベーコンが入ったトマト味の雑炊を、家内はシーフードのスープ・スパゲッティ?を頂き、どちらも大変美味しく頂きました。

 
デザートはティラミスとマンゴウムースを頂きました。


昼食の時間帯でもあり夕日を楽しむことができませんでしたが、良い雰囲気とリーズナブルな料金でお勧めと思いました。

食後、レストラン下の海岸に降りて波打ち際を歩くことにしました。


波打ち際の岩には岩海苔?が一面広がっていました。



近くでおばあさんがこの岩海苔?を採取していたのを見て家内も採りはじめました。
家内は「はば海苔」だというのですが、私には少し違っているように感じました。
そこで家内がおばあさんに「これはどうやって食べるのですか?」と聞いたところ、おばあさんから「何をとったの?」と聞かれました。
家内がとったものをおばあさんに見せたところ「そんなもの捨てなさい」と言われてしまいました。
おばあさんは、自分がとった「はば海苔」を一つまみ家内のビニール袋に入れて食べ方を教えてくれました。
親切なおばあさんにお礼を言って別れ、近くの公園を散策するとにしました。
公園の丘の上には水仙が群生していました。


海岸や公園には犬を連れた人達が散歩を楽しんでいました。


公園近くの海岸に面した洒落た輸入家具・雑貨店に入ってみました。



店内を色々見ていったん店を出たのですが、家内がどうしても買いたいものがあると再び店内に入りました。
そこで家内は少し大きめの縫いぐるみのブルドッグを衝動買いしてきました。
家内は公園で見たブルドックと店内にあった縫いぐるみが印象に残ったとかで「今年の運は、赤べこでなくこの赤ブル」が運んでくると自称アラカン(アラウンド還暦)の家内が言っていました。(笑)


秋谷海岸でおばあさんに頂いた「はば海苔」は昨晩の味噌汁に落とされていました。
親切なおばあさんに改めて感謝いたします。